日々のことば〜ラスト・ディール/セレクト系
今日はサクッと書く。いつもサクッとを心がけているのだが、どういうわけかモッタリしてしまうのはなぜか。たぶん、こういう書き出しがいけないのだよな、分かってる。ふん。
29.ラスト・ディール
きのう、モソモソと映画の感想(ネタバレはしてません)を音声配信しましたが、その映画『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』の宣伝コメントを寄せさせていただきました。劇場配布の二つ折りチラシ、WEB等でご確認いただけます。
北欧がらみの人たちが多いのかと思いきや、各界の「重鎮」ばかりでビビりました。ラジオトークでもしゃべりましたが、本当にしみじみと「よい」ラストシーンなのでぜひ観ていただきたいです。あと、フィンランドおたく的にも「おいしい」場面が満載です。
30.セレクト系
これはもう完全に個人の趣味の問題なのであれですが、セレクト系の本屋さんで買い物することってほとんどないのですよね。みずから進んで足も踏み入れないかな。
なんて言うか、「本を探す」とか「本を選ぶ」という行為がそもそも好きなので、そのいちばん「おいしい部分」を他人に持って行かれたくないという。ああ、なんという心の狭さ。もちろん、他人の選書を楽しむという大人の愉しみ方もあるのだろうけれど。
古本屋にしても、学生時代はほとんど神保町へは行かずもっぱら早稲田に通っていた。専門ごとに棲み分けができている神田より、混沌としたアマゾンの原生林のような早稲田界隈の古本屋の棚で指を黒く汚しながら掘り出し物を発見するのに熱中していました。
これは推測だけど、いまセレクト系の本屋さんをやっている人たちにもそういう人が多いのではないでしょうか。だから、セレクト系の書店の主人ほど実はよそのセレクト系の書店にはあまり行かないんじゃないかと思っているのですが、どうなんでしょうね。
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誰かが淹れてくれたコーヒーはおいしい
ここでは、カフェで常連のお客様にだけこっそりお話しするようなエピソードを書いています。固有名詞や少しプライベートに踏み込んだ内容も登場する…
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