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薪をくべよう

285.もしもほんの微かにでもこころに風が

すでにお知らせさせていただいているとおり、11月よりnoteのサークル機能を利用した会員制のオンラインコミュニティをスタートします。

ひとまずお知らせはしたものの、月の中途でもお申込みと同時に一ヶ月分の会費が発生してしまうため入会については1日以降をおすすめしています。募集開始日を任意に設定できるようになると便利ですね。

先に告知だけしておいてどうかとも思うのですが、告知→入会というアクションがないと不安になるもので、やっぱり告知と同時に入会受付スタートにすべきだったんじゃないかと若干気落ちしたりしているところです。

それでも、じつはすでに2名の方が参加してくださいました!! おひとりは、いまだ行ったことのないある地方におすまいの方、そしてもうおひとりはかつてカフェをやっていた当時お店に来てくださっていたという方です。

この、すでに参加してくださったおふたりのプロフィールを見て、ぼくはあらためてこのサークルを立ち上げたことの意味を噛み締めました。

というのも、この「nuotio|takibi」をつくろうと思い立ったきっかけのひとつは、このサークルによって日本全国の、いや、場合によっては国外も含むたくさんのフィンランド好きの方々とつながりたい、またフィンランド好きの方々をつなげたいというものだったからです。

いま、フィンランドをふくむ北欧の情報はネットでかんたんに取ることはできます。でも、お店やイベントは相変わらず東京が中心ですし、地方在住の方々とも一緒になにかがしたいとこれまでずっと考えていました。もし地方の方々がこのサークルにたくさん参加していただくこととなれば、きっと新たな企画がいろいろできるのではないかともくろんでいます。もっともっと広がれ!フィンランド好きの輪!

そしてもうひとつ、このサークルをとおしてぼくがやりたいと思っているのは、ちょっと抽象的に聞こえてしまうかもしれないけれど、この「nuotio|takibi」というサークルをいきつけのカフェのように、一日に一回なんとなく立ち寄ってしまう居心地のよい場所に育ててゆくことです。

すでに参加してくださった方は、moiというカフェが大好きで、あの「ここちよさ」が小さな画面越しにも感じられるかもしれないからと参加の理由を教えてくださいました。うれしいですね。

でも、ですよ。お店の「ここちよさ」の半分、いやもしかしたらそれ以上をつくっているのは、じつはほかならぬお客様自身なのですよね。

笑顔のお客様がいればお店の空気も自然となごやかになりますし、本を読んだり考えごとをしたり、豊かな時間を過ごしているお客様がいればお店の空気もまた穏やかで豊かに変わる。それを、長い間お店をやってきたぼくは身をもってよく知っています。

だからこそ、カフェの「ここちよさ」を大切に思われるような方がまず参加を表明してくださったことで、ぼくはこのサークル「nuotio|takibi」という場所を参加者全員でいっしょに育ててゆくことができるのではないか、そういう確信めいたものを手にすることができました。

フィンランドが好きであることはもちろんですが、いまここにぼくが書いたことを読んでもしほんの微かにでもこころに風が起こったなら、ぜひこのサークル「nuotio|takibi」に参加してみてほしいと思います。

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