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活動日誌10/28〜30

生まれたとき、たぶん僕は母親の体内に「集中力」というものを忘れてきたのだと思う。だいたい、物心ついたときからいまに到るまで、ひとつのことに集中して打ち込んだという記憶がない。

たとえば本を読んでいても、そこに書かれていることからあっという間に離れて別のことを考え出してしまう。おかげでいっこうに読書がはかどらない。まったく、集中力のない人間はダメだと思う。閃きはあっても形にできなければ何もないに等しい。

それはそうと、いま、とても忙しい。さまざまなことを同時進行で片付けなきゃならない。それって、マルチタスクとか言うの? 何かで見たのだが、人間には本来マルチタスクは無理らしい。

でも、もともと集中力に欠ける僕のような人間からすると、これやって、あれやって、それやってと、短い時間で切り替えながら片付ける方がむしろ飽きないし、さほど不快でもない。一点集中がそもそもできないのだから、時間をかけたところで完成度が上がるとも思えないし。バタバタではあるけれど、つらい…… とならないのは、きっと集中力に乏しい人間だからこそだろう。

子供の頃から、そういえば、給食に出されたパンとおかずを牛乳をバランスよく片付けてゆくいわゆる「三角食べ」が得意(というか、意識せずにやっている)だったのだが、きっとこれも集中力に欠けるせいではないか。そのあたり考察した研究なんてはたしてあるのだろうか。

というわけで、ここ最近の活動日誌です。

司法書士事務所で肉まんが食べたくなる

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