
今週の日記|空想Clubhouse
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2月22日 「田んぼに落ちた人」の部屋
話題のClubhouseについてはいまのところやる予定はないのだけれど、自分だったらどういう「部屋」を作るだろう? ということはよくかんがえる。現時点での最有力候補は、
「田んぼに落ちた人」の部屋
である。はたしてどの程度の頻度で「落ちる」ものなのか、都会っ子の自分にはいまひとつよくわからないのだが。
ぼくの場合、父親の仕事の関係で2年半ほど暮らした静岡で自転車ごと落ちた経験がある。中1の初夏だった。ときにネタとしてしゃべったりするけれど、実際のところはわりとトラウマだったりもする。
余談だが、マンモス団地を遊び場に育ったぼくは、子どもの頃、エレベーターホールで滑って頭部を強打し救急車で病院に担ぎ込まれた経験もある。田んぼに落ちたこととあわせると、控えめに言って「二冠」達成。
ところで、ひとことで「田んぼに落ちる」といってもその落ち方は千差万別なはず。そこに惹かれる。他のひとの体験談もぜひ訊いてみたい。どんなシチュエーションで落ちたのか? 落ちたその瞬間なにを考えたか? また、田んぼに落ちた経験はその後の人生にどんな影響を及ぼしたか?…… なにより「田んぼに落ちる」を「カジュアルな臨死体験」として言語化することで、あのおぞましい体験を浄化し、解放されたいという思いもある。落ち田んぼ供養。
と、まあ、そんなことをつらつらと考えていたら、田んぼに落ちたときの話をnoteに綴られている方の記事を発見。そう、それそれ! とごんごん頷いてしまった。
ちなみに、ぼくの「田んぼに落ちた」経験のキーワードは「タイタニック」、そして「人生で最もうつくしかった夕日」です、はい。
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日本で初めてのフィンランドに特化したポータルサイトを2021年春に公開。また、CSRとして北欧流居場所づくりの試み「喫茶ひとりじかん」をMUJIの協力の下開催しています。2002年から2019年まで東京(荻窪→吉祥寺)にて北欧カフェ「moi(モイ)」を経営していました。