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出窓レイアウト製作記(37) 山を作る(その3)

 部屋を片付けたら出窓の一角が空いたんで、ここにレイアウトを敷設できないかと突然思い付きました。
 といっても鉄道模型は中学生の頃ハマって以来なので半世紀ぶり?
 いろいろと調べながらまったりやりたいと思います。

出窓レイアウト製作記 第37回 山を作る(その3)

 スタイロフォームの青色が未完成感をかもしだしているので、ふと思い立って下塗りをすることにしました。

 使うのは、うちにあったアサヒペンの水性塗料。今後の着色に影響がないよう、ブラウンと白を混ぜて薄茶色にします。


 部屋で塗るとにおいがきついんで、山モジュールをいったん縁側に出します。


地面になる部分を中心に薄茶色を塗ります。
地面っぽくなったかな。


乾燥したので出窓に戻ってきました。


 地面っぽくなったところで、ベニヤ板に小さく丸めた新聞紙を載せてだいたいの山の形を作ります。高さが足りないところは丸めた新聞紙を重ねていきます(左は段ボールで作った棚田のイメージ)。


 最初は山のイメージをわかりやすくするために新聞紙を載せてみてたんですが、意外に表現しやすいので、これをこのまま山の芯にします。

 というのは、出窓レイアウトは持ち運びができるようにモジュール式としているので、あまり重たくしたくないんです。
 イメージ通りの形とするには粘土のようにいじりながら盛っていくのが一番なんですが、粘土は重たいので丸めた新聞紙を重ねて芯を作ることにます。

 表面も、プラスタークロスなんかの石こうを使うと重たいので、木工用ボンドで濡らしたキッチンペーパーで覆うことにします。で、キッチンペーパーを止める端っこだけ紙粘土で壁を作ります。こんな感じ。


百均で買ってきた「木かるねんど」 ¥110


裏面


ベニヤ板の山のベースの端っこに粘土で壁を作ってみます。
ベニヤ板への食いつきは悪いので固まってから木工用ボンドで止めるか。次回からは最初に接着剤を塗ってから紙粘土を盛るか。
 周囲の囲み壁も作ります。最初は紙で作ってたんですが弱すぎるのでダンボールで3面、山を囲み、その中に新聞紙の玉を積んでいきます。


 全体のバランスを見ながら積んでいき、形ができたところでダンボールにマジックで稜線をけがいていきます。


 稜線をけがいたらダンボールを外します。
 ここで、この山ベースは水平でないことに気が付きました。下の線路がループしながら登ってるので、トンネルの天井を兼ねた山ベースも傾斜してるんです。
 それは別に問題ないんですが、囲み壁は地面に対して垂直に作らないと、組み立てたときに傾いてしまいます。
 傾きを補正してダンボールの形を修正しておきます。


 以前カーブレールの台に使ったスチレンシートが余っていたので、これで囲み壁を作り直します(ちょっと弱いかな)。


 囲み壁を接着したところ。後ろから見ると山のベースが傾いていて、そこから囲み壁が垂直に立ち上がっているのがわかります。よし、OK!


前から見たところ。


一部だけ紙粘土を貼ってみましたが、よく見るとけっこう大きなひび割れが。紙粘土の乾燥したときの収縮が大きいようです。

食い付きもよくないのでいったん剥がして木工用ボンドで接着します。


 残りの部分は最初に木工用ボンドを塗ってから紙粘土を貼ることにして、囲いの壁全体を縁取りします。


沢の底も紙粘土で作っておきます。


カインズで買ってきたマングローブ。298円。


 これで岩壁を作ります。マングローブを置いて周りを紙粘土で押さえます。テープで止めてただいま工事中。


 田んぼの位置もイメージできるようにダンボールで棚田を置いておきました。今日はここまで。

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