見出し画像

映画「PERFECT DAYS」(ネタバレ&酷評)

映画「PERFECT DAYS」 ごめんなさい。いろいろ無理でした。

(以下、ネタバレ&極評なのでご注意)

私にとっては首都高やスカイツリーは単なる日常風景で、そこをいかにも外国人に受けるように切り取って対比させるたり、ボロアパートとスカイツリーを並べたりする手法が陳腐で鼻につく。

浅草を選ぶあたりも観光映画か!って感じ。
盆栽とか人力車とか相撲とかプロ野球とか、これ「外から見た日本」だよね。クールジャパンでフランスあたりで公開すればいいんじゃない?

テネットみたいにまったくなんだかわからないっていうならともかく、それぞれのシーンで言いたいことはなんとなくわかるのに、それにまったく共感できないっていうのは初めての体験でした。

木漏れ日はわからなかった。過去の思い出みたいだけど、楽しかった思い出の象徴なんだろうか。

お店の人と二言三言話すだけで人とは一切交わらず、黙々といつもの仕事をこなす平山さん。

タカシが仕事をバックレようと、次の日にはちゃんと代わりが来て平山さんの仕事はなにも変わらない。

まるでハルヒのエンドレスエイトのように繰り返される平山さんの日常。そこにマンネリを打破しようとするキョンくんはいないのです。

そもそも俺は「いろんなことはあるけれど、それでも日々同じように生きていく」っていうのが嫌いなんだ!
とあらためて気づかされました(笑)

制作のバックにいろいろ文句言ってる人もいるようですが、映画は作品で評価するものだし、(そういうバックで作った結果?)こういう映画になったことを批判すべきだと思います。

#PERFECTDAYS
#役所広司

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?