ティアムーン帝国物語/今年は「小説家になろう」原作アニメをよく見掛ける/転生ではなくタイムリープ物語
先日、「小説家になろう」原作のアニメは記事にした。
「原作」「書籍」「コミック」「アニメ」の順に、この作品の情報を整理する。
「小説家になろう」
原作は上のリンクから全話読むことができる。
掲載は 2018年8月からスタートし、最新話掲載日は2023年 11月10日。
現在の総文字数は、3,001,544字。
この小説もアニメ効果なのか、最近の既読話数が桁違いになっている。
『薬屋のひとりごと』の記事で書いた通り、「無料の威力」を感じる。
書籍
Kindle版では1〜10巻まで Unlimitedの読み放題。
15巻まで出版されている。
内容が「なろう版」と同じなのかは分からない。
シリーズ累計120万部を突破したそうだ。
コミック
Kindle版は上記の1巻がUnlimited対象。
紙版が7巻パックで販売されている。
アニメ
今秋、TVやネットで放映中。
雑感
この物語が「小説家になろう」に連載され始め、しばらくしてから読み始めた記憶がある。
そのあと自分も「なろう」に小説の連載を始めて読む暇がなくなり、話の先を追いかけなくなったのだと思う。
コミックは読んだことがない。
アニメを数話観たところ、アニメの常で表現をデフォルメしているが、原作に近いように思う。原作の記憶が薄れているので、正直なところ違いは分からない。
物語の発想は面白いと思う。
「異世界転生物語」が多い「なろう」サイトだが、この物語は転生モノというより、死んだ本人が過去に戻るタイムリープ。
主人公に都合良く、上手く話が進むところは「なろう」らしい。
断頭台(ギロチン)に掛けられて死んだ主人公が子供の頃に戻り、自分がギロチンに掛からぬよう、過去を改変していく物語。
朧げな記憶では、一度子供の自分に戻るだけで、タイムループはしなかったはず。
SFのタイムトラベルでは禁じ手の「過去の改竄」を是とし、子供に戻った主人公が未来を変えるために(ギロチンにならないように)いろいろと策を練り、バタバタと動き回るコメディーとなっている。
原作から入るも良し、TVやネット(Amazonプライムビデオ等)から入るも良し。いずれも無料で楽しめる。
MOH