ここまでが嫁仕事だよ

義父の3泊4にちと、夫友人の1泊2日の滞在が終わった1月4日。
来客様達の宿泊先は私の作業デスクがある部屋だったので、私と子供達は帰省中の弟Aの部屋で寝泊まりしていた。

この日、弟Aを含めた家族が帰ってくることもあって、朝から荷物の大移動。
夫が何故か運び込んだ重たい座椅子（これで寝ろと申した）を所定の位置に戻して、必需品を詰めた箱を移動したり、午前中に自分の部屋で生活できる状態にしなくてはいけない。
同時進行で、明日からの仕事初めや保育園登園に向けて洗濯をした。
洗濯物を乾かして取り込むまでが嫁仕事だなんて聞いてないぜ。

部屋の移動をしながら、机の上に目をやる。
何だ？このハンカチみたいなやつ。
手に取って確認すると、それは、私のパ○ツ。

一瞬にして血の気が引いた。

だって昨日まで、義父と夫友達がここに泊まっていて、毎日嫌がらせのように嫁のパ○ツが置いてあったことになる。
きっと動かすこともできず、困惑していたに違いない。
申し訳ない。数秒前まで悪口しか浮かばなかった義父に対しても非常に申し訳ない気持ちになった。
とりあえず、パ○ツを所定のタンスに戻してカカオ70%のチョコレートを口に入れる。
もうこうなったら、これから先は“パンツをあちこちに置く女“として生きていこう（重）

嫁仕事は主に、子供達の安全と衛生状態管理と朝に流しに置いてある食器を洗うというもの。
それ以外は、食うもん食ってすぐ部屋にこもっていた。
義父との関わる時間を最小限にすることで、今回は結構精神的に安定している。
寝床が座椅子だったので、若干寝不足だけどそこら辺は今夜から挽回していく。

夫は、義父来訪の後には必ず私に褒美をくれるのだけど、今回は新しいイヤホン。

重低音がきく結構いいヤツ。
これで、昨日は夜通しストスノプリ（SixTONES•SnowMan•King & Prince）の動画を見漁った。
イヤホン買って罪滅しだと思った夫は、昼近くに起きてさっさとパチンコに行く。
義父来訪時の流れはここまでがセット。何だそれ。
嫁、目が笑ってないぜ。

ちなみに、今年の夏に義父は私達の近くに引っ越してくることになっていて、別れ際に
「もうお盆前にはこっちにいるよねー」
とニコニコ言っていた。嬉しいのは義父だけである。
嫁、目が死んでるぜ。

娘が夫友達が来るよと言ったら
「岸くんみたいな人かな？」
と期待に胸を膨らませていた。
そうだね。母ちゃんもそうだったら嬉しいな。
もちろん岸くんが来ることはなかったけれど、終始「かわいいね」と言ってもらえて、娘ご満悦。謙遜は一切なしな所が娘のいい所だね（白目）