よこただいすけ
2つの 絵には ちがう ところが 20こ あるよ。 ぜんぶ 見つけたら ぬり絵も してみてね。
ことば遊びから生まれた『表紙だけ絵本』エクササイズです。
個展に際し残してきた感情の記録、のようなものたちです。
2つの 絵には ちがう ところが 20こ あるよ。 ぜんぶ 見つけたら ぬり絵も してみてね。 ↓ ↓ ↓ まちがい探しの答えはこの下にあるよ ↓ ↓ ↓
よこただいすけ/絵本作家・イラストレーター 紹介動画をこさえていただきました。 (2022年12月撮影) 半世紀の反省記 少年は絵が好きでした。 大好きなクマのぬいぐ…
そろそろ出掛けましょう あたらしい装いで あたらしい気持ちで きれいにきれいに仕上げましょう 名前なんて読めなくなるまで真っ白に 喜んでもらえるのなら 楽しんでもら…
少しつよい風に運ばれただけ 少し景色が変わっただけ 瞼を閉じればまたもとどおり ほら何も変わらない ただそこにある まだそこにいる 不安になるのはいつも そう思い込…
絵本『いぬとねことたからもの』読み聞かせ動画 ボクの3冊目絵本『いぬとねことたからもの』が読み聞かせ動画になりました!制作における思いやこの絵本が生まれた経緯な…
伝わらなかった言葉がある 伝わらなかった想いがある 臆病者はただ、偽りの海に沈んでいく 息を止めてみてはじめて 呼吸をしていたことに気づく 鏡の中にはもう誰もいな…
かわいさの秘密って? 20年以上前、犬派だった僕をネコ好きにしてしまったネコがいました。 僕がアメリカに留学していたときに住んでいたアパートの大家さんが飼っていた…
窓のむこうに 月 夜風につつまれ 冬の香りが見え隠れ 近づけない 届かない 思いを映す鏡は粉々に なす術なく立ち尽くし 肩落とす地表に 月 すくい上げた両手に大粒…
うるさいなぁ と いつも 思います 煩わしいなぁ と いつも 思います 生きる というのは 人 というものは ひとりで ひっそりと 過ごしていたいのに 好きなこと…
光の届かなくなった暗闇。 まっ暗だけど、ボクにはよく見えます。 こそこそ、ちまちま、絵を描きます。 こそこそ、ちまちま、字も描きます。 いろんなことから解放されて…
よこただいすけ/絵本作家・イラストレーター 紹介動画をこさえていただきました。 (2022年12月撮影) 半世紀の反省記 少年は絵が好きでした。 大好きなクマのぬいぐるみを傍に座らせて黙々と絵を描いていました。 少年はもう50歳になってしまいましたが、今もその気持ちは変わりません。もちろん絵を描くこと以外にも興味が湧いたものや挑戦したものもこれまでにたくさんありましたが、また同じ場所に帰って来たような感覚というのでしょうか、やっぱり絵を描くこと、絵を描いている時間が
そろそろ出掛けましょう あたらしい装いで あたらしい気持ちで きれいにきれいに仕上げましょう 名前なんて読めなくなるまで真っ白に 喜んでもらえるのなら 楽しんでもらえるのなら 演じましょう 踊りましょう 切り取られるのは一瞬 残るのは永遠 すべては誰かの思う通り このしずくが潤いとなるのならばそれで 2023.8
少しつよい風に運ばれただけ 少し景色が変わっただけ 瞼を閉じればまたもとどおり ほら何も変わらない ただそこにある まだそこにいる 不安になるのはいつも そう思い込んでいるから 存在しないものに名前をつけて それを拠り所にして 臆病な自分と折り合いをつけてきた うすうす気づいてはいるけれど まだもう少し幻想の中に埋もれていたい 帰るにはまだ早い気がして 2023.2
絵本『いぬとねことたからもの』読み聞かせ動画 ボクの3冊目絵本『いぬとねことたからもの』が読み聞かせ動画になりました!制作における思いやこの絵本が生まれた経緯なども下記に記しておりますので、そちらも併せてお楽しみいただければ幸いです。 あぁ、これでまた絵本作家になれる 磐田市民になって間もない2020年の終わり頃、絵本を一緒に作ってもらえないかといった内容のメールをいただいたのが始まりでした。 その頃は自身を絵本作家と名乗ることをおこがましいとすら思っていた時期だった
伝わらなかった言葉がある 伝わらなかった想いがある 臆病者はただ、偽りの海に沈んでいく 息を止めてみてはじめて 呼吸をしていたことに気づく 鏡の中にはもう誰もいない それでも 最期の瞬きが真実になるように せめてその存在が明らかになるように また言葉をつづり 想いを書き留める 2022.2
かわいさの秘密って? 20年以上前、犬派だった僕をネコ好きにしてしまったネコがいました。 僕がアメリカに留学していたときに住んでいたアパートの大家さんが飼っていた黒ネコです。 赤い首輪をつけていて少し長毛でフワフワしているその黒猫はとても人懐っこく、向こうも僕を気に入ってくれたのか頻繁に僕の部屋に遊びにくるようになりました。僕は「ねこキャット」と愛称で呼んで遊んだりオヤツをあげたり一緒に寝たりして飼い主気分を味わっていました。 普段はゴロゴロもふもふしているかわいいだ
窓のむこうに 月 夜風につつまれ 冬の香りが見え隠れ 近づけない 届かない 思いを映す鏡は粉々に なす術なく立ち尽くし 肩落とす地表に 月 すくい上げた両手に大粒の涙 歪みちぎれる光の波は やがて暗闇に覆われ 窓のむこうに 月 2019.11
うるさいなぁ と いつも 思います 煩わしいなぁ と いつも 思います 生きる というのは 人 というものは ひとりで ひっそりと 過ごしていたいのに 好きなことをして 微笑んでいたいのに 孤独なんて 最高なのに うるさいなぁ と いつも 思います 煩わしいなぁ と いつも 思います こんなにも 世界は 美しいのに 2019.7
光の届かなくなった暗闇。 まっ暗だけど、ボクにはよく見えます。 こそこそ、ちまちま、絵を描きます。 こそこそ、ちまちま、字も描きます。 いろんなことから解放されてあとは寝るだけ。 いろんなことを手放して。 いろんなことを諦めて。 「心の闇」なんていう表現はネガティブな印象が強いけど、 実はそれこそがその人の本来の姿だったりして。 こそこそ、ちまちま、絵を描きます。 こそこそ、ちまちま、字も描きます。 自由時間のはじまり、はじまり。 2018.9