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『RONNARIUM』感想

『RONNARIUM』を、実績コンプリートしつつクリアしたので、完走した感想をつらつらと書きます。

それでは早速。


はじめに

まず一言、「ボリューム軽めだけど、十分に惹き込まれる設定のゲーム」って感じでした。
何をきっかけに出会ったゲームだったか忘れましたが、一目見たときに古き(って言ったら失礼か…?)良きドット絵のフリーアドベンチャーゲームを彷彿とさせるワクワク感があったので購入しました。250円ということで実質無料です。
本作、エンディングが2つ存在するのですが、1クリアにかかる時間はだいたい1時間程度。エンディング2をどう回収するかによりますが、私のエンディング2到達&実績コンプリートまでの所要時間は75分でした。お手軽です。

『RONNARIUM』とは

ハルナノミウチさんによって制作された、短編の探索型アドベンチャーゲーム。
『ロナリウム』と呼ばれる、巨大だけど生き物が何も入っていない水槽がある不思議な水族館が舞台。
実は、「夜に入ると神隠しに遭う」という噂が囁かれていて、その噂を聞いた主人公 ヨクトが真実を確かめるため、夜の水族館に忍び込む…というもの。

(今見てみると、水槽の底が若干…気にしすぎ?)

操作は基本的に「移動」と「調べる/話す」のみで非常にシンプル。水族館に展示されている生き物たちと会話をして、お願いを聞いたり謎を解いたりして進めていく、お手軽に遊べるアドベンチャーゲームです。

とりあえず水族館を満喫

主人公ヨクトの目的は、あくまでロナリウムの噂の真偽を確かめることですが、ちゃっかり昼間の開館時間中に満喫します。

はるか昔の記憶ですが、確かに水族館ってこんな感じ(小並感)

水族館らしくスタンプラリーが置いてありますが、これ実はセーブポイント。
初見で「なんかスタンプラリーみたいな要素があるのか」とか思ってたんですが、直後に「は!?いきなり全部押せるやん!」ってなって、すぐにセーブポイントであることに気が付きました。(アホ)

1秒単位で押しやがって…。しかも順番間違えてる。
本当のスタンプラリーだったら不正もいいところだ。

昼間の館内を歩いて調べたりしていると、なんとなく「この辺あとでギミックありそうだな~」ってところが察せたり。
わりと普通の水族館してますね。人気者はしっかりいるし、タッチプールもあったり。お客さんもそこそこおりました。

シロイルカの鼻歌とクラゲ水槽のカラーライトはビビッときますね。

ただ一部を除いて…。

館長はこの『ロナリウム』にこだわりがあるようでしたね…。
怪しい怪しい。なんならツラも怪しい。

閉館後の水族館に忍び込み

本来の目的を果たすため、夜の館内に潜入します。
アデリーペンギン(だったはず)一家の大黒柱 ヨタと共に、いろんな生き物と会話し、お願いを聞いたりしながら先に進みます。

今となっては”古のオタク”と呼ばれてしまうような奴も(´・ω・`)

何故か上を向いてしまうマンボウをつついてみたり

何故か吐き出されたのはスプーン。

古のオタクっぽいフグを、推しであるイルカのところに連れて行ったり

イルカってフグ毒をキメることがあるって聞くんですけど、本当なんでしょうか?

予想通り、シロイルカの鼻歌に合わせてクラゲ水槽をライトアップしたり

クラゲって水族館では何気に人気ですよね。癒し枠で。

カードキーになっているヨタの名札を盗んだカワウソにダツをぶつけて成敗したり

唐突なシューティング形式。なお瞬殺の模様。

私のお気に入りはカニさんとのじゃんけんですね。
実績に関わるだけの要素ですが、パーを出してあげたときの反応はしっかり笑わされました。

対戦における手加減は相手に失礼なのでやめましょう。

すべて、相当察しが悪い人でなければ詰むことは無いぐらいの難易度。
また、結構館内を行ったり来たりしないといけないんですが、Shiftキーのダッシュがかなり快速で親切設計。良き配慮でございました。

エンディングについては感想だけ

基本ネタバレ全開で書いてますが、せっかくお手軽でサクッと終わる作品なので、是非やってみて欲しいなぁなんて。結末のバレは避けておきます。
エンディング1はもちろん、エンディング2も「うぅ…これで終わって良いのか…?」と言いたくなる感じでしたね。
なんかこう、「なんとかできねぇのか…!」ってなるヤツ。嫌いじゃない。それに、あの後どうなったんだろうか。とっても気になります。

巨大な水槽には…

さいごに

ということで、感想というよりは少し紹介みたいな感じになってしまいましたが、たまにはこういうのも良いでしょう。
何回か述べたとおり、手軽に可愛くてちょっぴり怖い雰囲気が味わえる良いゲームでした。

おまけ。

『RONNARIUM』の感想、以上です。最後までお付き合いありがとうございました。

それでは、良ければまた別のゲームの感想で。

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