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ラジオの復権とSNSの隆盛。


Twitterのトレンドで上がるワードはいろいろだが、朝イチだと結構深夜ラジオ に関連することが多い。

中でも体感的ではあるがダントツに多いのはオールナイトニッポン(ANN)ではな いだろうか。菅田将暉、星野源、乃木坂46、ナインティナイン、霜降り明星、 オードリーのレギュラーパーソナリティはもちろん、Creepy Nuts、三四郎、テレビ東京の佐久間宣行氏など深夜3時からのZERO枠も強い。そういえば少し前まではKing GnuもZERO枠でやってたし。伊藤健太郎もいたな…。

自分はこの中でほぼ聞いてるのがオードリー、3回に2回くらい聞いてるのが佐久間宣行のやつなのだが、その話題の中で他のパーソナリティの話が出ると「どんな感じだったのかな」とそちらのラジオも聞いたりする。1週間以内であれば聞けるのでタイムフリー機能って便利だなぁ。

ただ昔からラジオ野郎だったかというと、全然そんなことはない。
基本的に寝てしまうから深夜ラジオは聞けないし、そもそもトークもそんなに面白いと思ってなかった。聞きだしたのは近年、ラジオアプリが出てタイムシフト機能が使えるようになってからである。
具体的に言うとオードリーの武道館公演が終わった後である。これは聞き出してから武道館公演の裏話みたいなトークを聞いたので覚えている。

深夜帯で10周年、ラジオのイベントが武道館、しかもチケットが即完売。
これらは自分の抱いていたラジオのイメージとは違った。人気があってもあくまで一部のファン、という程度に思っていたのだ。ラジオリスナーが1万人集まったりすることがあるんだ…と驚いた記憶がある。もともとドーム級のコンサートをやっているアーティストならともかく、芸人でおじさんでラジオである。
しかし聞いていくとファンになるのもうなずける。フリートークが面白いのだ。なおかつ最初はぜんぜん誰の事だかわからなかった裏方の名前とかもなんとなくわかってくると、「内輪ネタに参加できている感じ」がしてますます面白くなってくる。そうかー、こうやってラジオリスナーになっていくんだなー、とおっさんにしてようやくわかった。

そしてそれらの反応がSNSで出てくる。自分がウケた場所に反応している人がいる。そうそう、そこだよな。と一人悦に入る。こうやってリスナーの枠が広がるんだな。

なおオードリーではなくアルコ&ピースが題材だが、「明るい夜に出かけて」という深夜ラジオリスナーを主人公とした小説もある。これを読むとラジオリスナーの孤独っぽい絆(矛盾してるがそんな感じ)がよくわかる。

にしてもノリに触発されて何回かメール送ってみたけど読まれたことがない。いやぁ、こっちの世界もすごいね。毎週のように読まれる人もいるから、これがラジオ界におけるナガイさんや密山さんみたいな存在なのか…とか思う。
壁は高い。


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