文化放送個人的振り返り  ~長年ありがとうシー・アイ・シー~

さ~て世の中では宣伝会議賞が終わって、なんか「あ~終わり終わり!2か月長かったなぁ」と解放感に満ちている人も多いだろう。
だが、実は既に次の大型公募が始まっているのだ!それは文化放送ラジオCMコンテストである。こちらも宣伝会議賞に負けず劣らず歴史のある賞で、グランプリ賞金も同じく100万円。2年くらい前から「ずーっと前から、オーディオアド」というサブタイトルがつくようになり、同時に賞金が減った。以前は審査員一人一人ごとに10万円の賞があったのだが、それが一人5万円になっている。経費削減の波がこんなところにまで!がんばれラジオ!

そして、これは今年で第16回となっているのだが、昔は別の名前でさらに長くやっていて、糸井重里や、故・天野祐吉が審査員をやったりしていた。
そして、そのころからずーーーっとスポンサーをやっていたのが「シー・アイ・シー」である。害虫駆除の会社であり、ビジネス車両を見たことある人もいるのではなかろうか。

ところが、今年のスポンサー欄に名前がない。ついにスポンサーを降りたようだ。害虫駆除と言いながら、大半はゴキブリのネタであり、ゴキブリが人間みたいに語ったり、ストレートに出た時の恐怖を想像させたり、問答無用で処理されたり、まあとにかくあらゆるネタになってきた。さすがに毎年多種多様なゴキブリネタを見せられて、もうええわとなったのか別の事情なのか知らないが、これまでの長きにわたるスポンサードに感謝したい。別にここの作品で受賞に絡んだこともなければファイナリストに選出されたこともないが。
(そもそもリスナー大賞をもらった時以外はファイナリストに残ってない)

過去のグランプリでも結構シー・アイ・シーのものがある。

自分の応募作品を見てみると、こんなものを応募していた。まあどれも残っているわけじゃあないので単なるボツ作品の羅列になるわけだが…。

女:私、虫だけは苦手なのよ。
男:そうか、じゃあ…無視したらいいんじゃない?
女:私、虫だけは苦手なのよ。
男:(そうか、これは…無視されてるのか)
NA:虫だけは徹底無視したいあなたの味方。害虫駆除ならクリーンドクター シー・アイ・シー

2021年応募

女:ただいま~
SE:ガタッ
女:えっ、誰?もしかしてアキオ、帰ってきたの?ってそんなわけないから害虫ってオチね…
男:ただいまぁ
女:アキオ!…この害虫!金返せ!
NA:比喩的なものはご自分で、本物の害虫はクリーンドクターシー・アイ・シーにご相談ください。

2020年応募

女子高生A:なぁ~んかまたシー・アイ・シーのCMやってる~。
女子高生B:いっつも害虫の話しかしてなくね?
女子高生A:てかさ、それってもしかして、害虫がいなくなってないってことじゃね?
女子高生B:マジ真理~~!
NA:この世に害虫ある限り。スペシャリスト集団が対応します、クリーンドクター、シー・アイ・シー。

2019年応募

どうでしょう。やっぱちょっとこう、足りないものがある感じだろうか。
まあ今後スポンサー復帰したからアレンジして応募だ!ってこともなさそうなので晒してみた。
まあ中でもまだ多少気に入ってたやつではあるのだが。しかしこのくらいのレベルでは残れないのです。ちょはー。

ということで今年は別のに応募だ。青二塾とかもスポンサー歴が長いようだが、こちらはアレンジして再応募する余地があるので載せない。まあたぶんそういうのに頼っているようではいかんのだが。

宣伝会議賞が終わって羽を伸ばしている人はぜひそのまま伸ばしていただきたい。
さすがにこっちのチャレンジ期間にチャレンジ日記は書かないが…。

サポートいただけた場合、新しい刺激を得るため、様々なインプットに使用させていただきます。その後アウトプットに活かします、たぶん。