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LUXON Litepaper の感想文投稿【Desperado B218】

こんにちは、moguraと申します。
絵柄が好みの遊べるブロックチェーンゲームを探している一般ゲーマーです。

今回は「LUXON」というプロジェクトのLitepaper(ライトペーパー=計画書)について、情報まとめつつ感想を書いていきます。

なおLitepaperはLinktreeから飛べます。


Desperado B218より (https://desperado.games)


「LUXON」については、とある方のツイートを目にして知りました。

紹介されていたニュース記事は「Line Games' web3 gaming arm raises seed round to put popular titles on-chain」です。

一言でいうと、「LINE Gamesと投資会社からあわせて約1100万ドルの資金調達をした」というニュースでした。

資金調達額もさることながら、調べて訪れたウェブサイトにワクワクしたのを覚えています。

既存のゲームをWeb3化するメリット

本題のLitepaperには、P2E(Play to Earn=プレイして稼ぐゲーム)とWeb2ゲーム(通常のソシャゲ)の問題点が指摘されています。


・P2Eは、初期参加者に価値を提供するのみ
・Web2ゲームは、インフレが加速していく


P2Eのゲームはいわゆるポンジスキームの構造にあります。
トークンが安いうちに買った人が儲かり、バブルの最中に参加した人は損をしてしまう形です。

一方のWeb2ゲームは、過激なエンドコンテンツを追加していく関係で、本来のゲーム性が失われていきます。

そこで「LUXON」プロジェクトは、以下の2点から課題を解決しようとしているようです。


1.ロールの付与
2.主体的なエコシステム(生態系)


Litepaperにある初期のロール(役割)は3つです↓

LUXON Litepaper (JPN)より (https://asset.luxon.games/whitepaper/LUXON_LitePaper_jp.pdf)


ホルダー(古参の人)、トレーダー、プレイヤーですね。

正直、Litepaperからエコシステムを読み解くのはむずかしいです。

しかし個人的には、ロール(役割)を与えることによって、
ゲーマーとトレーダーが「仲良くできる環境」ができあがるのではないかと期待しています。

ゲームを楽しむ目的もさることながら、
金銭的な利益がまわるエコシステムは、人が居つくに十分なメリットを提供してくれます。

そして「LUXON」と「Desperado B218」の強みは、ゲームのクオリティが担保されていて、リリースが速いことです。

EXOS HEROES(エグゾスヒーローズ)を遊んだ感想


「LUXON」プロジェクトの要となる「Desperado B218」は「エグゾスヒーローズ」というゲームが元になっています。

iOS、Androidのほか、PCのSteamでも配信中です。

YouTubeのトレイラーを見ていだければグラフィックの良さがお分かりいただけるかと思います。

試しにプレイしてみると演出のすばらしさに驚きました。

戦闘やムービー、物語パートのバランスが良く、絵本調のフィールドがあります。
通常のソシャゲよりもコンシューマーゲーム(RPG)好きに好まれる特徴です。

戦闘はオートが便利です。
戦略性がないかといえばそんなことはなく、装備と陣形、キャラクターの組み合わせはかなりの数になります。
手動でないとクリアが難しい場面もあります。

なによりNFTとの相性が良いな、と感じました。
かわいいorカッコいいキャラがたくさんいて、NFT独特の所有感がマッチすること受け合いです。

人気キャラクター「バッソリー」出典:Exos Heroes Artwork Gallery より
https://eh.floor.line.games/jp/artworks


先行者有利と先行者”不利”


投機的なP2Eのゲームは、先行者が有利なシステムです。

ですが、先行者が不利になるパターンがあります。
プロジェクトの描く夢を信じた初心者や投資家が、トレーダーに負けてしまう例です。

一からゲームをつくっているプロジェクトは、トークンを先に発行して販売 ⇒ ゲーム開発が間に合わず暴落、ということを繰り返しています。

ステーキングやエアドロップを実施することで、トークン価格の下落を抑えようとしていますが、市況全体の流れにはさからえません。

それ自体は悪いことではなく、勉強になる部分も多いです。
金融の世界とつながると、ゲームが発展していくための資金が流やすくなることは大きなメリットです。

トレーダーと共存するゲーム


みんながwin-winのゲームが理想です。
面白いゲームがあればプレイヤーは進んで課金します。

もちろん現実的な金額ではありますが、
一般プレイヤーが稼いでいけば、トレーダー化していく可能性もあります。

反対にゲームに興味が薄いトレーダーが、プレイヤー化していく可能性もあります。

「LUXON」のエコシステムでは、
最終的には、各ロールの境があいまいになっていくんじゃないか、と邪推してしまいます。

Litepaperに記載のある"クリエイター"に転職するプレイヤーもいそうです。
二次創作をすることで利益が再分配されることが書かれています。

本家「エグゾスヒーローズ」でもアートワークが公開されており、
二次創作を自由にできる環境からも、心意気が感じられます。

ギャラリーサイト ⇒ Exos Heroes Artwork Gallery

「digidaigaku」の"Free to Own"との比較


ちょうど「LUXON」プロジェクトの公開とあわせて、「degidaigaku」のNFT価格が話題になりました。

フリーミント(無料でNFTを鋳造すること)から、15 ETH前後の取引がなされていたプロジェクトです。
こちらもゲームがリリースされる予定とのこと。

※詳しくは、miin l 本体(@DropMiin)さんのNotion「digidaigakuってなんなんだ」をご覧ください。


「digidaigaku」には2000個のジェネシス(最初期のNFT)があります。

一方「LUXON」プロジェクトの特徴は、大量の"Airdrop(無料でトークンを配ること)"にあります。
内容は、ガチャパックのNFTです。

LUXON 1st Airdrop Roadmap (JPN) より (https://asset.luxon.games/whitepaper/LUXON_LXN_AIRDROP_JPN.pdf)


一番多いエアドロップの対象者は50万人。
ゲームリリースまで条件を満たせば誰でも受けとることができます。
(詳しい条件は公式ウェブサイトからご確認ください)

ポイントはたくさんの人が関わることにあります。
一時の覇者にならずとも、みんなが「LUXON」プロジェクトのロールに一枚噛んでいればいいのです。

「LUXON」プロジェクトには、多く稼ぎ出すトレーダーも、私のような一般プレイヤーも、古くから応援していたホルダーも、win-winな関係になれるポテンシャルがあります。

そのポテンシャルはゲームの面白さにしっかり裏打ちされています。



この記事を書いているころはエアドロップが開始された時期です。
エアドロップの数から分かるとおり、イベントがたくさんありそうな気配があります。

褒めすぎもあれなので、不思議な点があるとすれば「なんでアクシーだけ!」ということが一つツッコミでしょうか。
※公式サイト、エアドロ条件のひとつがAxie InfinityのNFT購入者です

アクシーを触っていてクリプト界隈に残っている人は実力者、ということかもしれません。

しかしちょうど1年前2021年夏ごろにアクシーを始めた人は損をしている方もいると思うので、DYOR(自分で調べてね)というお話でもありました。

基本エアドロップであればリスクはないので、筆者は全力応援しています。


2022/09/09 追記と修正:Litepaper感想文のレビューが当選していました。読んでくださった皆様ありがとうございました。


2022/10/04 追記:エグゾスヒーローズとLitepaperに惚れて、Desperado B218の攻略ブログをつくりました。


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