見出し画像

ツチノコ発見なるか?

◉ツチノコを発見した人に、岐阜県東白川村が賞金131万円を払うイベント。これ自体はかなり昔からやっているイベントで、証券100万円からスタートしたのですが。繰越金がたまって、131万円に。村のイベントですから、これぐらいが妥当でしょうね。過去にも何度か、見つけたという噂だけはあるのですが。実際に調べてみると、ネズミなどを飲み込んだヤマカガシだったりして。その実体はよくわかりません。

【ツチノコ発見なるか?賞金131万円 5月に4年ぶりフェス 岐阜】毎日新聞

 ヘビに似た伝説の生物とされる「ツチノコ」を捜索する「第31回つちのこフェスタ2023」が5月3日、岐阜県東白川村神土の中川原水辺公園で開催される。コロナ禍の影響で4年ぶりの実施となり、感染対策として参加人数は制限されるが、捕獲者には賞金131万円が贈られる。捜索以外にも多彩なイベントを用意し、村役場や観光協会などでつくる実行委員会は「今年こそ発見を」と快挙に期待する。

https://mainichi.jp/articles/20230210/k00/00m/040/354000c

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、猫ちゃんとツチノコのちょっとシュールなイラストだそうです。可愛いですね。下北沢のツチノコもいますが。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

ツチノコ───矢口高雄先生の漫画では「バチヘビ」と紹介されていましたし、地域によってはノヅチ(野槌)などとも呼ばれますが。マムシやハブといった毒蛇のような、三角形の頭部にビール瓶のようなボディ。江戸時代中期の1712年に発行された『和漢三才図会』第四十五巻に、野槌蛇でツチノコの解説があるそうで。最低でも300年以上の歴史がある未確認生物です。それだけ長く存在が噂されていて、見つからないということは……。

鳥山石燕野槌画 ウィキペディアより

正体に関しては、いくつか有力な説があり。奄美群島や沖縄諸島に棲むヒメハブは、一般的なハブと比較してずんぐりむっくりとした体型で、パッと見るとツチノコっぽいです。獲物を飲み込んで胴体が太くなると、ツチノコの姿にそっくりです。南方に生息する蛇ですが、日本固有種。昔は亜種が本土にいたとしたら……。まあ可能性は低いですが。そして、アオジタトカゲ説。こちらは東南アジアのトカゲですが、見た目は完璧にツチノコです。

アオジタトカゲ ウィキペディアより

アオジタトカゲは四肢が小さく、草むらなどに入れば完璧にツチノコに見えます。輸入木材などと一緒に、1970年代に日本にやってきた可能性も、早くから指摘されており、割と可能性はありますね。ツチノコの目撃例の、ヘビとは思えない鳴き声や縦方向の動作など、トカゲだと考えれば、納得は出来ますけどね。まあこういう未確認生物は、見つからないこと自体がロマンではあるんですが……。ニホンオオカミとは、その点は違いますね。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ