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Twitterが閲覧数を表示

◉Twitterの各ツイートの、閲覧数(インプレッション)が表示されるようになりました。このnoteを執筆している時点では、まだiPhoneやiPadなどの、iOS系のアプリケーションのみ対応ですが。自分はAndroidタブレットは数種類駆使していますが、iPhoneユーザーでiPadユーザーでもあるので、いろんな数字を閲覧できて楽しいのです。いやぁ、阿鼻叫喚ですね。こんな機能を取りやめるという意見も多いですが、自分は賛成です。いやむしろ大賛成です。理由はおいおい、述べます。

【Twitter、全ユーザーのツイートの閲覧数を表示開始】ギズモード・ジャパン

見たい人と見られたい人にとってはうれしい新機能。

Twitterは22日、すべてのツイートの閲覧数を表示する新機能「View Counts」の導入を発表しました。そう、投稿者以外のユーザーにも自分のツイートの閲覧数を見られて、自分も他ユーザーのツイートの閲覧数を見ることができちゃうんです。痛しかゆし?うれしはずかし?

https://www.gizmodo.jp/2022/12/twitter-impression.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、Twitter 社の公式マークをカリカチュア化したイラストです。

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■可視化されては困る人たち■

まずは、コチラのツイート。そう、浦和でフォロワー数を自慢していた人々のツイートが、実際はそのフォロワー数に見合った閲覧を受けていないという事実が、可視化されてしまいました。なうちゃん尊師とか御健在なら、きっと面白い数値が観察できたでしょうね。

この事態に対して、いろんな人が悪あがきをしています。自分が見た中では、古いツイートはインプレッション数が表示されないので、過去ツイートをリツイートする形で、新しいツイートを押し流そうとしている人も。また、こんな指摘もありました。

ゆたぼん氏が、アカウントを削除した理由は、自分にはわかりませんが。そういう理由でアカウントを消す人間が、これから続出したとしたら、個人的には楽しい事態だな、としか思いませんけれどね。

■立憲民主党や朝日新聞の実力は■

公党に関しても、興味深い数字が出ています。立憲民主党と国民民主党で、10倍も違うとは。本年度の東京大学の新入生の意識調査では、野党の中では国民民主党の支持率が、最も高かったんですよね。インターネットとスマートフォンの普及によって、多様な情報にあたり情報を取捨選択する若者にとって、政策本位の党にシフトした国民民主党は、評価に値するのでしょう。ちなみに東大新入生の自民党支持率は政権の数値よりもだいぶ低く、右傾化しているという事実はありません。

フォロワー数133万人を誇る朝日新聞の公式アカウントとか、インプレッションがだいたい3000から7000の間に収まっています。もちろん中には、万単位のインプレッションのツイートもあるのですが。フォロワーの分母の大きさに比較して、あまりにも低いですね。だってフォロワー8000人にもギリギリ届いていない自分ですら、昨日のツイートで6000インプレッションとか1万1000インプレッションとか、あるのですから。

■Colabo界隈の隠れ炎上?■

例えば、Colaboと仁藤夢乃さんを支える会のコチラのツイート、インプレッションは5.4万なのに、イイネは55です。リプライも引用ツイートも批判だらけで、これは炎上と判断されても仕方がないですね。インプレッション表示以前なら、ただ相手にされていないだけ……と判断されたでしょうけれど。今は、批判的な視線に晒され、かなりの人間に観察されてると、可視化されちゃいました。これ、怖いことですね。事実上の〝隠れ炎上〟ですから。

※追加でスクリーンショットを撮りに行ったら、7.6万インプレッションで70イイネと、さらに酷いことになっていました。0.092%ですか。良いねは自分の感触では、だいたい閲覧者の1%ぐらいが標準で、3%とか5%なら多いほうだと思うのですが。0.1%以下って。1000人に1人もイイネを押さない。

スクリーンショット

ちなみに、似たようなインプレッションの暇空茜氏の、日常的な内容のツイートでも、普通に400イイネを超えてきますから。リツイート数も似てるので、支える会のイイネの少なさが、いっそう際立ちます。

ただインプレッションを集めればいい、という話ではなく。インプレッションの質も問われるわけですから。また、伊藤和子弁護士のツイートも、典型的な隠れ炎上ですよね。94.8万ものインプレッションがありながら、わずか27イイネとは。イイネ率0.00284%って……。35000人に一人しかイイネしない。個人的には伊藤和子弁護士は、昔は左派ではまだニュートラル内見も言えるので、フォローしていました(今はブロックされていますが)。暇空茜氏がブロックを解いたようなので、反論があるのかな?

スクリーンショット

「自分らはブロックしまくってて、何言ってる?」というTwitterユーザーの反感による、隠れ炎上状態です。表立ってマスコミが騒がないだけで、もしこれが右派の人物なら、朝日新聞や毎日新聞やハフィントン・ポストやBuzzFeedなどは、嬉々として報じたでしょう。実際は、100万人近くが珍獣を見るように観察し、批判的なリプライをしたり引用ツイートすることもなく。でもたぶん、人心はそっと離れていく。裸の王様状態。

■津田大介芸術監督とハフポスト■

イーロン・マスクが可視化したのは、水増しアカウントの実態だけでなく。まさにサイレントマジョリティの実数を可視化した、という側面が浮かび上がってきます。これ、怖いことですよね。だって孤立の可視化でもありますから。気にしない人は、気にしないでしょうけれど。そして、昔からフォロワー水増し疑惑が囁かれ続けた津田大介芸術監督ですが。朝日新聞よりもだいぶましですが、酷いですね。疑惑には真実相当性があった、と? 

朝日新聞や津田大介芸術監督の数字を見た後では、インパクトはだいぶ落ちますが。ハフィントン・ポストも酷いもんです。もっとも自分は、もっと少ないかと思っていました。Twitterのキュレーションチームに推しに推されて、構築したポジションも、自分のそこそこのツイートとインプレッションは大差なく。37万フォロワーでこの数字は、痛いですねぇ。 水増しした実態のないフォロワーとバレてしまって、かえって惨めですから。

キュレーションチームが押しに押していた頃のインプレッションとの違いを、比較してみたいですけれどね。

■個人がマスコミに勝つ時代■

そして、拡散力という実力がある人は、300万インプレッションを軽く超えてるのが、可視化されました。こちらのぬこー様ちゃんのツイートとか、朝日新聞公式アカウントの、現時点で600倍ぐらいに閲覧されているということですから。こうなるともう、個人電通状態なのですが。

滝沢ガレソ氏の、こういう疑義も見かけました。莫大なインプレッションを稼いでいる滝沢氏からしたら、尤もな疑問でしょう。しかし、イーロン・マスク新CEOはTwitterを買収した当初から、Twitterをマネタイズできるプラットフォームにしようと、目論んでいますから。

公告とか、やはり費用対効果が大事ですから。インプレッションが可視化されると、広告主はよりピンポイントの広告料の投入が可能になります。 実際、ぬこー様ちゃんはAmazon から広告を依頼され、ツイートしていましたから。今後は広告代理店とか法人ではなく、Twitter の個人アカウントに直接広告を依頼するところも出てくるでしょう。商売人としては、非常に真っ当な仕様変更ではないかと。

動画のビュー数みたいなもの、という説明はとてもわかりやすいですね。

■将来有望なプラットフォームに■

そもそもYouTubeやInstagram、あるいはTikTokでは、それで生計を立てる人間がいます。何年も前に、小学生の将来の職業にYouTuberが入ってくるほどですから。ところがTwitterには、プロツイッタラーはいませんから。これは、ユーザーを惹きつけるおもしろいコンテンツの安定的な供給という面から考えれば、確かに問題です。イーロン・マスク氏は、PeyPalの創業メンバーでもあり、Twitterに小額決済機能を取り入れ落としているようです。

つまり、YouTube よりももっとお手軽に投げ銭機能を実装したいということでしょう。これはクリエイターにとっては大きな市場になります。広告収入は、スポンサーにつく企業によって、ジャンルが限定されてしまうでしょうけれど。例えば1000円とか10000円とかは予めチャージしておいた自分のお金を、100円から投げ銭できたら、千バズや万バズで一般大衆から幾許かの報酬を得られるでしょう。このnoteがそうであるように。

ここら辺のシステム構築が上手くいくならば、Twitter は才能ある人間が利益を生み出せる、有望なプラットフォームに成長するでしょう。もともと、拡散力に関してはYouTubeやInstagram、あるいはTikTokよりも上ですから。漫画のカット勝手に切り抜いて、レスポンス用に添付している人がいますが。あれもLINEスタンプのように有料で販売すれば、著作権を気にすることなく自由に使えて、ユーザーにも著作権者にも良いのではないでしょうか?

■隠れバズも可視化される?■

例えば自分のツイート。イイネは64しかついていませんが、インプレッション数は5万9634もあります。一時期トップに固定していたせいもありますが、朝日新聞の平均的なツイートの約10倍です。イイネの数が少ないのに閲覧数が多いのは、先程の隠れ炎上ではないか、と思う人もいるかもしれませんが、違います。自分をフォローしたりリツイートすると、イチャモンをつけてくる、ならず者が多いので。その結果、フォローしないけれどリストなどに入れ、チェックしている人がいるのです。

セルフスクリーンショット

表面上は、嫌がらせで拡散を抑え込めているように見えても。この数値が隠れ炎上でない証拠は、リンク先のクリックが314あることです。イイネの5倍、リンク先をクリックしているのです。そう、コレもまた可視化されたサイレントマジョリティなのです。誠文堂新光社から出版した『パースがわかる本』が、129イイネというショボい数字にも関わらず、発売日の午前中でAmazonの在庫が完売しジャンル別の売り上げ1位を記録し、hontoでも1位を記録した理由です。

もしも、イーロン・マスク新CEOの改革がうまくいって、フォロワー多かったり bot を利用して多数派に見せかけていた連中、あるいは表現を焼いてきた連中が一斉にバンされたり、あるいは発言力を大きく失ったとしたら。自分のようなアカウントの拡散力はさらに高まるでしょうね。まぁ、プロツイッタラーにはなれないでしょうけれど。もうちょっとピンポイントでの商売には応用できそうなので、もうしばらく状況を見守りながら、裏でこそこそ動いてみたいと思います。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ