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古い団地がシェアハウスに

◉NPO法人NEWVERYのシェアハウス事業ですが、古いタイプの団地をシェアハウスにする、という試み。今までは個人の家をシェアハウスにする感じだったのですが、こういう試みはいいですね。高度成長期に建てられた団地、というのがポイントですね。こういう団地って、実は不人気なんですよねぇ。なので、こういう形での再利用は、貸し手も借り手もWIN WINだと思います。

【高度成長期の団地がシェアハウスに 漫画家29人が共同生活“令和のトキワ荘”】サンケイビズ

 高度経済成長期に建てられた東京都日野市の団地が大規模なリノベーションを経て、漫画家や漫画家志望者向けの団地型シェアハウスに生まれ変わった。本気で漫画家を目指す令和の漫画家たちにとって、同じ屋根の下で暮らす仲間たちに刺激を受けながら研鑽(けんさん)を積むことができる場となりそうだ。昭和期の巨匠漫画家たちが住んだアパート「トキワ荘」(東京都豊島区)を思わせる共同生活を送れる団地は「多摩トキワソウ団地」と名づけられた。漫画家・漫画家志望者に限定した住まいとしては日本最大規模だという。

自分が引っ越し屋のバイトをしていた頃、古めの団地というと、ガックリきたものです。当時は建築基準法で5階以上の建物はエレベーターの設置義務があったので、エレベーターなしの4階建ての団地が多かったンですよね。で、引っ越しはだいたい、不人気の最上階。エレベーターなしだと、そうなっちゃいますよね。荷物持って階段の上り下り、地獄でしたねぇ。特に夏場は(シミジミ)。

しかも、高度成長期のモノなので、ファミリータイプが多いんですよね。子供が育って巣立った夫婦には、広すぎる部分も。家族四人ぐらいで住む前提ですからね。新松戸とか、友人が学生の頃は1学年で十数クラスあったのが、今では片手の数以下と、人口の増減は激しいですからね。つまり、物件的にも空きが多いんですよね。でも、漫画化を目指す若者には、シェアハウスなら家賃も安く、なかなか良い物件。

個人的には、こういう所に例えばプロの漫画家も入ると、甲斐谷先生のシェアハウス甲斐谷荘のような、指導者付きのメンター荘の機能も持たせられるんですが。今後、そういう部分も拡充できると面白いですし、デビューした入居者がそのまま残って、個人で団地と契約して、メンター荘になれば面白いですけどね。こういう動きには、期待したいところです。

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