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松坂大輔投手引退へ

◉ああ、ついに。甲子園大会、決勝戦でノーヒットノーランで優勝という怪物も、もう40歳。18歳でのデビューから22年間も現役生活というのは、王貞治会長と同じ、プロ野球選手としてはスゴく長期に渡る現役生活です。だて、だいたいの選手は30歳まで続けられずに、引退していくのですから。しかし、ルーキーイヤーから3年連続最多勝で、松坂世代という言葉を生み出した〝平成の怪物〟としては、寂しい選手生活の晩年であったのも事実です。

【西武・松坂、今季限りで引退へ 手術から1年、今季実戦登板なし】毎日新聞

 プロ野球・西武の松坂大輔投手(40)が今季限りで現役引退する意向を固めたことが7日、分かった。球団関係者が明らかにした。松坂は昨年、古巣の西武に14年ぶりに復帰したが1軍登板はなく、同7月に脊椎(せきつい)内視鏡頸椎(けいつい)手術を受けた。その後、復活を目指していたが、今季もここまで実戦登板がなかった。

NPBでは通算218試合に登板し114勝65敗1セーブ。MLBでは通算登板158試合で56勝43敗1セーブ。日米で170勝108敗2セーブ。22年の内、ホークスでの2015年と2017年は登板無し、2016年は1試合のみ、それも1イニング打者10人に投げたのみ。2018年は中日で11試合に登板し、6勝4敗と復活かと思わせたのですが。2019年は2試合で0勝1敗の成績。2020年からライオンズに移籍して、登板なし。

つまり、2015年から7年間で14試合しか投げていないんですね。投球回は61回3分の2。デビュー3年目には240回3分の1を投げた男が……。デビュー3年で45勝を挙げた男が、12年で154勝を挙げた男が、15年間で164勝を挙げた男が。ルーキーイヤー、200勝は楽勝で、250勝も狙えると思ったのですが。松坂世代も和田毅投手が最後ですかね。寂しいですが、これがスポーツ。いつかは誰もが引退するモノ。

お疲れさまでした、と。高校野球から25年もワクワクさせてくれたのですから。いち野球ファンとして、ありがとうございました。お疲れさまでした、と。


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