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痛いツイート発見

◉Twitterを見ていたら、#在日のツイート なるハッシュタグがトレンドに上がっていたので、見たら変なTweetがありました。自分はこういう無知や、無知からくる差別に反対する立場なので、以下に転載しますね♥️ 自作自演の可能性も排除しませんが、いちおう天然ボケと見做して、なぜこのTweetが間違っているか、コッテリ解説しますね。

田山たかし尊師のnoteにイイネを付けたら差別だのヘイト野郎だの言い募ってきて、でもどこが差別やヘイトかいくら問うても論拠を示さず、さらに野間易通尊師のtpkn時代の数々の差別発言についてダンマリを決め込む、自称反差別カウンターの差別主義者がゴロゴロいますけれど。自分は保守派ですが、こういう差別ツイートには組しませんので。

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■〝ちょん〟の意味と語源■

この場合の「ちょん」は以下の日本語の用例と同じで、差別用語ではありません。

・ちょんまげ(丁髷)
・ちょんのま(ちょんの間)
・ちょんがはいる(ちょんが入る)
・ちょんちょんまく(ちょんちょん幕)
・ちょんがけ(ちょん掛け)

こんな昭和の時代から反論がなされている、代表的な間違った語釈を、今ごろノコノコ言ってる時点で、勉強不足も甚だしいですね。

丁髷というと、江戸時代の男性の髪型のことと捉えがちですが。違います。元結という紙縒や紐で髪の毛をまとめる男性の髪型は、単に髷です。丁髷というのは、毛量が少なくなった老人の貧相な髷の蔑称です。本来は「ゝ髷」と書きます。この「ゝ」は踊り字(躍り字)と呼ばれる特殊な文字で、同じ文字や文字連続を繰り返して書くときに使う、符号(繰り返し符号・反復符号)です。

代表的なところで、以下のようなモノが知られています。
 ゝ:一の字点
 〳〵:くの字点
 々:同の字点
 〻:二の字点

他にも重ね字・送り字・畳字・重字・重点・おどり・揺すり字……などなど、いろんな呼び名があります。

■丁髷は本来は蔑称■

歳を取って毛量が少なくなった老人の髷を、横から見ると踊り字の〝 ゝ 〟に似てるので本来は「ゝ髷」と書きます。ただこの踊り字は〝つ〟や読点などにも誤認しやすいので、丁髷と当て字をして、こちらが書き言葉としては定着しましたが、読みは「ちょんまげ」のまま。下の写真は最後の剣豪と呼ばれた直心影流の榊原健吉ですが。このような毛量が減り細くなってしまった髷を、本来は丁髷と呼ぶわけで。男性の髷一般の呼称ではありません。

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日本では、本来は蔑称であったハズのモノが、一般名詞化する現象が多々あります。例えば「駄菓子屋」も、本来は大手全国メーカーの菓子ではない、ローカルな小規模メーカーの安い菓子の意味です。だから駄という蔑称が付く訳です。刑事をデカと呼ぶのも、元々は犯罪者の隠語。それが『ドーベルマン刑事』や『がきデカ』や『スケバン刑事』など人口に膾炙して、今ではカッコいい言葉に。

みうらじゅん先生が広めた『ゆるキャラ』も本来は蔑称。漫画も「そぞろに書いた画」ですから蔑称。小説も、中国で日常的な出来事に対する意見や蔑称として「取るに足らない論議」の意味で荘子にあった言葉ですから蔑称。さらに言えばオタクも、本来はマニア層の中のコミュニケーション能力に難の有る一群を指す、蔑称でした。下記のnoteも興味があったらどうぞ。

■歌舞伎由来の用語■

毛量が足りないという意味のように、ゝには足りない・不足していると意味があります。語感も短いですからね。なので知恵が足りないという意味でチョンは使われます。手元の大辞林には、こう説明されています。
④〔俗語〕一人前以下であること。「ばかだの、━だの、野呂間だのと/西洋道中膝栗毛魯文」→ちょんと

そう、仮名垣魯文が1870年から書いた滑稽本のシリーズ『西洋道中膝栗毛』に既にある言い回しですから。日本が鎖国していて李氏朝鮮の人々とは、朝鮮通信使ぐらいしか見ることがなかった江戸時代から、普通に使われていたであろう言葉です。他には、文禄・慶長の役での陶工の子孫ぐらいですかね、日本人が会えた朝鮮人は。ハーケンクロイツと卍を混同して規制する、欧米の左派みたいですね、このアカウント。

『ちょんの間』という性風俗も、現代風に言えばショートタイムのサービスと、それを提供する場(居間)のことですから。ちょんが入るやちょんちょん幕は、歌舞伎などの演劇での用語で、拍子木の短いスパンのリズムのこと。拍子木はカンカンではなくチョンチョンという擬音で表していたわけです。なお、相撲のちょん掛けという決まり手は、手斧(ちょうな)掛けが縮まったものです。手斧は大工道具です。

■火病も誤用する雑さ■

このアカウント、火病(ファッピョン)の意味も、俗流解釈の典型例ですね。火病は「怒りを抑圧し過ぎたことによって起きる心身の不調」なんですが、癇癪を起こして突然怒りまくるという意味で使う人間が多いですね。Wikipediaに載っている程度の知識さえ得ようとしないのですから、バカチョンについての浅薄な理解と合わせて、このアカウントの他の意見や主張も、推して知るべし。

そもそも、韓国は家父長制が日本とは比べものにならないぐらい強力で、さらに姑の嫁いびりの問題もあります。故に、忍従を強いられる女性の、ストレス障害が多いわけです。それが火病。ここら辺は韓国映画『サニー 永遠の仲間たち(原題:써니)』を見ると、妻が高校時代の友人を探すに当たって、夫が長期出張になったタイミングでという設定を見ても、理解できます。

日本なら、妻がそんな行動をして怒る旦那はそうはいないし、むしろ自分にできる手伝いはやろうかと言う人も多いでしょう。そういう何気ない部分に、彼我の文化の違いが出ますね。もっとも、友人の中に姑のイヤミとそれに忍従する人物がいて、ここら辺は日韓ともに似てるなとは思いますが。でも内実は夫への服従とその親への服従ですから、ストレスの質は違いそうですけどね。

■なうちゃん尊師の手法■

あとこのアカウント、なうちゃん尊師と同じで、フォローしまくってフォロワーを増やすタイプですね。フォロー10395人のフォロワー10113人、合計で20508人もいるのに、自分のアカウントと被ってるのは8人ですって、奥さん! フォロー返しでフォローとフォロワーの数に大差ないのはよくある話ですが。フォロー&フォロワーの被り具合で、相手にしてる質が見えちゃいますね。

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ここら辺は、なうちゃん尊師のフォロー&フォロワーへの疑問点をまとめた、こちら↓のnoteを参照してください。けっきょく、右も左も偏った人って、ベクトルが違うだけで本質が似てくるんですよね。左派がバラモン左翼やネオ皇道派と呼ばれる由縁。ツイフェミが表現規制を言い募り、フシダラ憲兵に成り下がっているのと同じ。繰り返しますが、自分は保守派ですが、こういう事実に基づかない意見には、与しません。

批判は批判として是々非々で、事実や資料に基づいて行われるべきで、こういう事実に基づかない発言は批判ではなく、誹謗中傷です。真っ当な韓国批判の邪魔になるので、自分は批判します。野間易通尊師のtpkn時代の数々の差別発言についてダンマリを決め込む人もまた、ベクトル違いで同じ穴の狢だと思いますよ? 違いますか? 自分も上等な人間ではないので、ダブスタも保身もやらかしますがね。
どっとはらい

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ