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朝日新聞も現実を認めだした?

◉朝日新聞OBで、舌鋒鋭く古巣を批判されていた稲垣武氏は、実売で600万部を切ったら朝日新聞は右旋回すると、推測されていました。事実、植村隆記者が大学教授に転職のため退職したら、朝日新聞は慰安婦関連の記事の誤報を認めました。また『プロメテウスの罠』で新聞協会賞を獲ったものの、鮫島特別報道部次長が左遷されたのも、右旋回と言うより正常化の一環なんでしょうね……。

【菅首相と枝野氏、好感度がより低いのは… 朝日世論調査】朝日新聞

 菅義偉首相は嫌いだし、枝野幸男・立憲代表はもっと嫌い――。朝日新聞社が実施した政治意識に関する全国世論調査(郵送)で、政治家や政党、団体について、好き嫌いを「とても好き(プラス3)」から「とても嫌い(マイナス3)」までの7段階で選んでもらうと、そんな有権者の思いがみえてきた。
 「ちょうど中間」を0として平均点を比べると、「菅義偉」はマイナス0・27、「枝野幸男」がマイナス0・43だった。「自民党」はマイナス0・11に対し、「立憲民主党」はマイナス0・59。「政府に批判的なメディア」はマイナス0・27、「デモで声をあげる市民団体」はマイナス0・66だった。「立憲民主党」と「デモで声をあげる市民団体」の好感度が同じように低かった。

今までは、現場の記者が活動家まがいの市民団体にベッタリの記事を書いてきたのですが。経営陣としては、もうここら辺とは手を切りたいという本音でしょうか? 具体的には首都圏反原連や広義のしばき隊界隈など、手段を選ばず騒ぎ立てる人達。自民党はさほど嫌われておらず、菅義偉総理の好感度は政府に批判的なメディア──曖昧な表現ですが朝日・毎日・東京新聞などでしょう──が同じ。

言うまでもなく、これは朝日新聞の全国世論調査。各種の新聞の世論調査では、読売・産経新聞の保守系紙と、朝日・毎日新聞の革新系では、同じ質問でも数値にズレがありますから。かなりのバイアスが掛かってるのに、菅総理と左派系メディアの好感度が同じ-0.27って、内実は負けていると言うこと。枝野幸男代表はそれより嫌われており、さらに立憲民主党は嫌われててと、赤裸々な結果が。

そして、批判ばかりで、街頭演説では動員をかけて、政治家が国民に語りかける場を潰そうとする、民主主義を冒涜するような市民団体は、自民党の何倍も嫌われているという、当たり前の結果に。これはもう、朝日新聞上層部の〝ラウドマイノリティとは手を切る、少なくとも距離を置く〟宣言に思えます。正義は暴走しても正義だなんて、恣意的な正義=悪を掲げる人間たちと、距離を置くのは当然かと。

思うに、〝「ちょうど中間」を0として平均点を比べると〟なんて奇妙な表示の仕方をしたのは、普通に平均値で表示すると、実は朝日新聞にとってかなり不味い数値が出て、枝野幸男・立憲民主党・左派メディア・市民団体に、一目瞭然のダメだしが出た可能性が。朝日新聞のターニングポイントですね。でも、自分は10年内に朝日新聞は実売200万部を割り、ブロック紙になると思いますよ? この流れは止まりません。

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