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毎日新聞のミスリード記事とコミュニティノート機能

◉毎日新聞がお得意の、見出しで読者をミスリードする記事を出してきたのですが……。この記事、「日本人なのに不法滞在と宣告されました」と当人の主観を入れることで、さまこの人物が日本人なのに差別されたかのような印象を与えていますが、カナダに帰化した立派なカナダ人です。日系カナダ人とは言えても、日本人とは言えないのです。その昭和の手法に対して、Twitterの新機能『コミュニティノート』が、見事なカウンターになっていて、話題です。これぞインターネットの双方向性、ですね。

【「日本人なのに不法滞在と宣告されました」 国籍法問う教授の闘い】毎日新聞

 「あなたは不法滞在の外国人です」。大学教授の50代女性=京都市=はある日、いきなり国からそう宣告された。両親は日本人で、自分も日本で生まれたのにだ。日本のパスポートも発給されず、今も海外に出られない状態が続いている。「時代遅れ」とも言われる国籍法の規定がすべての原因だった。

カナダ国籍となり、日本国籍失う
 教授が国を相手取って起こした訴訟の記録などによると、教授は日本人の両親の下、東京都で出生。1999年の米国留学後、カナダ国籍の男性と知り合って結婚した。カナダ国籍を取得したのは2007年。カナダ政府から研究費の助成を受けることなどに必要だったためだ。留学以降ずっと日本を離れ、北米での生活は20年近くに及んだ。

https://mainichi.jp/articles/20230704/k00/00m/040/160000c

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、新聞の写真です。

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■双方向性メディア■

興味深いのは、毎日新聞のこの記事に、Twitter社のコミュニティノート機能による、記事の背景説明が付いたことで、イイネが異常に少ない事態に。記事をクリックする前に、デタラメぶりが可視化されてしまっているという。593万閲覧で2963イイネ、イイネ率0.04%と完全な炎上状態です。このコミュニティノート機能、からあったのですがコンセンサスが取れて表示されるまでに時間がかかり、あまり機能していなかったのですが。

スクリーンショット

ところが、このところ表示がかなりスピーディーになっており、ちょいちょいコミュニティノート機能を目にすることがあります。Twitter日本支社の社長が交代してから、トレンドに頻繁に〝暇空さん〟や〝Colabo〟があがるようになり、前社長がキュレーションチームの後ろ盾だったのでは……という疑惑が。ファクトチェックと言いながら、機能がほとんど果たせていないマスコミに比較して、言論の正常化に益するように思います。

■ファクトチェック機能■

もちろん、左派マスコミにとっては、ますます Twitter が使いづらいツールになってしまうので、腹立たしいでしょうけれど。ひとつ心配があるとすれば、ウィキペディアが不毛な編集合戦に終始したり、思想的に偏ってると疑われる人物とそのお仲間が、編集権を握ったりするようになれば、キュレーションチームの再来になってしまうでしょう。内容の中立性を保証するのはかなり難しいですから、難しい問題です。

【コミュニティノートは、多くのユーザーが協力して、役に立つ背景情報をツイートに追加し、他のユーザーへ十分な情報を提供するためのプログラムです。】Twitter

コミュニティノートは、誤解を招く可能性があるツイートに、Twitterユーザーが協力して役に立つノートを追加できるようにすることで、より正確な情報を入手できるようにすることを目指しています。

https://communitynotes.twitter.com/guide/ja

イーロン・マスク買収前の Twitter は、正直 かなり 偏った 言論がまかり通っていました。特定のメディアとズブズブの関係だったことが、トレンドを操作していたことがばれてしまい、可視化されました。自分自身に関しても、2022年は最初の10ヶ月でフォロワーが700人しか増えなかったのに、イーロンマスク 買収後は8ヶ月で1000人ほど増えています。1.78倍の増加率になっています。

それだけではなく、10万バズが週一回ぐらいが当たり前になり、50万バズ以上が月イチに。100万バズ以上がもう3回も。200万バズも1回。何らかの形で、シャドウバンを食らっていたのでしょう。逆に、閲覧数が 可視化されるようになって、朝日新聞や某芸術監督の閲覧数の、フォロワー数 から考えれば異常なレベルの低さが可視化。数万レベルのフォロワー なのに 閲覧数が自分より低いなんてアカウントも、ボロボロ。イロイロと批判もありますが、確実に風通しは良くなっています。

■イーロン・マスク改革■

繰り返しますが、情報の中立性や公平性は、保つのが難しいのですが。それがある程度できれば、Twitterに対する信頼性は、より高まるでしょう。現在でも十分に影響力のあるメディアですが、その情報は玉石混淆であり、非常に偏った意見が流通していたのも事実です。ですが、左派のメディアはもちろん、右派のメディアにもバンバンコミュニティノートがつくのが理想です。産経新聞やShear News Japanとかにも、バンバンツッコミが入るのが理想です。

日本で実験的に行ったコミュニティ・ノートの機能ですが、どうやら世界にこのサービスを広げるつもりのようです。そして、イーロン・マスクCEOがこのツイートに、感謝のツイート。しかも日本語で。Twitter の総ユーザーは世界的にはベスト10に入らない程度ですが、日本のユーザー5000万人は、アメリカの6500万人に次ぐ多さで、人口比 を考えればとんでもない数です。イーロン・マスクCEOも、かなり重視しているのが分かります。

■日本からTwitter改革■

思えば、キュレーションチームの解体に、社長交代。イーロン・マスクCEOは、日本支社の問題点を、ある程度 把握していた可能性があります。それゆえの、矢継ぎ早の改革。それよりも 驚いたのが、dada氏や田山たかし尊師の、数年ぶりのアカウント凍結解除。間違いなく キュレーション チームによる、政治的な制裁というか嫌がらせでの凍結だったのですが。それが解除されたというのは驚きでした。

同時に、暴言吐きまくりだったのにスルーされていた左派アカウントが、次々と凍結されたのも驚きでした。静かに、しかし着実に変わりつつあるTwitterJP。新体制になり人員が刷新され、コミュニティ・ノート機能が日本のチームから発案されたとしたら。大いに期待できます。万機公論に決すべし、の理想が実現される可能性。

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