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神宮外苑再開発は妥当な計画

◉神宮外苑の再開発計画で、いつもの人たちが騒いでいるなと思ったら。案の定、いつもの誤魔化しが含まれていました。この件に関して、とても網羅的で解りやすいnoteがあったので、ご紹介を。あまりにも公共空間のようなイメージがあるので失念しがちですが、明治神宮は宗教法人明治神宮が運営するので、公金が入れられないんですよね。だから普通の企業のように、きちんと利益を出して、未来に向けて運営しないといけないわけで。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、神宮外苑の写真です。青空がきれいですね。

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参拝客は多いですが、稼ぎ頭は球場などの設備。アメリカの野球ファンの方が、ベーブルースがプレイした球場で、現存するのは数えるほどだと語り、その中の1つに 神宮球場をあげていた記憶があります。逆に言えばそれぐらい 歴史がある球場なんですよね。ラグビー場も含めて、ここの建て替えは宗教法人明治神宮としては、死活問題。であるならば、できるだけ現状を維持しつつ、利益を生む方策としては、今回の案は悪くないように思います。

でも、反対派の言っていることは「きをきるな!」に問題を矮小化し、いくつもの誤魔化しとすり替えが見られます。何度も書いていますが、状況が切羽詰まった時に改革しようとすると、とにかく反対を言い募る人たちが出ます。それを守旧派と呼ぶのですが。古くは、王安石の新法に反対をした、大学者の司馬光。日本だと、貨幣改鋳などで実績のあった荻原重秀を失脚に追い込んだ大学者の新井白石。

司馬光は政権の座に着くと、すでに実績のあった青苗法などを含む新法を全廃。温国公の爵位を贈られます。しかしながら対案が何もなく、本人はほどなくして死去。結局この改革失敗が遠因となり、北宋は滅びます。新井白石も、正徳の治と讃えられますが、実際は インフレを抑え込もうとして、逆にデフレを起こしてしまっています。そう、頭でっかちのインテリは、時代の変化に対応できず、ただ反対を叫ぶだけです。

現代の日本でも、東京都政が典型的です。後楽園競輪を廃止した美濃部都政、都市博に反対して中止した青島都政、築地市場移転に反対した小池都政と、反対だけして対案がない。荻上チキイズムです。日米安保改定反対も、対案がなく反対反対。まぁ、非武装中立なんて稚拙な対案はありましたが。ウクライナ侵攻を仕掛けたプーチン大統領が、ウクライナに非武装化と中立化を求め、どれがいかに稚拙な対案だったか、ようやく大衆にも理解できたわけで。今回の伐採反対も、根っ子は同じ。現状維持しか対案がない時点で、それを対案とは呼びません。ただの駄々。バラモン左翼の駄々。

入管難民法改正も、現場の交渉役は頑張っても、立憲民主党の偉い人がオール・オア・ナッシングの狭量さを見せて、せっかく引き出した妥協点も、全部パー。こういう幼児的な原理主義に、元々は左派だった人間が、保守派に転向していったわけで。今回は元々の計画に、イコモス案という建設的な対案も出ていますから。こういう対案を元に、より良い案を構築できれば、それがベストです。ちゃんと健全な利益を出し、持続可能な運営ができることが大事。だだは駄々は無視していいでしょう。万機公論に決すべし。

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