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京アニ放火殺人事件:公判前整理手続き開始

◉2019年7月18日に起きた京都アニメーション放火殺人事件ですが、あれから4年近い歳月を経て、ようやく裁判開始に向けた公判前整理手続きが、京都地裁で始まったそうです。実は一報を受けたとき、昔の教え子がその頃、京都アニメーションで仕事をしていたはず……と、真っ青になりました。後日、別の教え子と連絡が採れて、別スタジオで作業していたと安否を確認できて、ホッとしたのですが。マスコミのあまりのアホな報道姿勢に呆れて、この件は黙っていましたが。これから、結審するまで何年かかるか。弁護団は責任能力の有無を問うしかないでしょうし、死刑求刑で最高裁まで行けば、何年かかるやら。

【京アニ放火、責任能力が争点か 公判前整理手続き始まる】産経新聞

 令和元年に36人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ放火殺人事件で、殺人などの罪で起訴された青葉真司被告(44)の裁判開始に向けた公判前整理手続きが8日、京都地裁で始まった。手続きは非公開。裁判所と検察、弁護側の3者で争点の絞り込みや証拠の採否などについて協議が行われたとみられる。

 この日の協議は約1時間半で終了。地裁は内容や青葉被告本人の出廷について「回答できない」とし、次回手続きの日程は今後指定するとした。弁護人は報道陣に「お答えできることはありません」と述べ、検察側も取材に応じなかった。

https://www.sankei.com/article/20230508-NVKCSXEXJZNNLAEWTKJJWJGPUA/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、京都鴨川の写真です。

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自分は、この事件の犯人に対しては、一貫して怒りを覚えており、同情はしません。死者36人・負傷者33人という、単独犯が一日で起こした犯罪としては、戦前の津山三十人殺しを上回る、凄惨な事件です。自分は、漫画家やアニメーターなど、クリエイターの才能がいかに希少化を、知る立場です。命の軽重の話ではなく。才能溢れる人がひとりの愚か者によって、未来を奪われた。家族の数はその何倍にもなり、多くの人を幸せにするであろう作品を、世に送る機会は永遠に失われ。ひたすら、悔しいです。日本の文化の一部を殺したのだと、そう思います。

個人的に犯人に同情するのは勝手ですが、それをこっちに押し付けてくるなという話で。事件の背景とか、なぜ犯人がこんな莫迦なことをしたかの分析は必要ですが、それはプロの仕事ですしね。自分のこの件に関する思いは、3年前に書いたこのnoteと、ほぼ変わっていません。もし犯人に望む事があるなら、自意識過剰をこじらせた自分の過去や、その時点での考えを正直にカウンセラーや顧問弁護士に話し、後世の人が研究する材料を残してほしいことと、同じような莫迦なことをする人間に、「あ、自分も犯人と同じ発送してる……」と、気づくきっかけになってほしいということですかね。

でも、犯人に同情する仕草、それで安倍晋三元総理の暗殺犯を、左派系マスコミや文化人は、擁護しまくりましたよね? 様付けで称える大手出版社役員もいましたし、左派マスコミは「犯人(暗殺)は悪い、だが……」とアリバイ作りした上で、犯人の背景を汲むべきだとか、宗教二世がとか、自民党批判や安倍元掏摸批判につなげるために、執拗に擁護しましたよね? その結果が、和歌山での岸田文雄総理への爆弾テロ未遂ですよ。そして、あんな事件が起きたにも関わらず、自己弁護に必死な大学教授やジャーナリストが、多い多い。

でも、朝日新聞阪神支局襲撃事件についての、5月3日の朝日新聞の記事。どこを探しても「テロは許されない、だが朝日新聞側にも襲撃される理由があったのでは?」なんて一文はないわけですよ。朝日新聞がそれをやったら、自分も一貫しているなと、頭を下げますが。都合によって使い分けているわけです。なので自分も、朝日新聞の姿勢を見習って、京都アニメーション方あk殺人事件の犯人に、一片の同情も寄せません。同情という承認欲求を求めて、またやるバカが出ないように。

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