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ASUS『Chromebox 4』は買いか?

◉Chromebookという言葉がすっかりメジャーになりましたが、デスクトップ型のChromeboxも、実はコストパフォーマンスが高いんですよね。『ASUS Chromebox 4』のレビューがギズモード・ジャパンにアップされていました。

【「ASUS Chromebox 4」レビュー:お気に入りの環境・ハードで味わえる、快適なChromeOS体験】ギズモード・ジャパン

持ち歩きに拘る必要はなかったのです。
PCはさまざまなニーズに応えられるように、人の使い方に合わせて形態を変化させてきました。ラップトップ、2in1、デスクトップ。それぞれ良い所があり、どの機器も適材適所で活躍していると思います。
そして、この多様性のひとつが「Chromebox」です。

Celeron搭載モデルの4万1220円から、Core i7搭載モデルの8万5320円まで、幅広く対応ですね。こちらも、将来的には企業や官公庁で重宝されそうですね。

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■安いがコスパは高くない?■

ASUSは、タブレット型にもなるChromebook Flipを、自分も愛用していますが。キーボードがちょっとペコペコしていたり接触不良があったりでイマイチですが、デザインも良く使いやすいです。DELLのChromebookよりも、頑丈でもありますし。で、このChromeboxも、デザインがシンプルで良いですね。黒いMac miniというか。コレぐらいコンパクトで、シンプルなデザインは、自分も好きです。

記事によれば、microSD用のスロットもあり、4K出力もサポートする高い拡張性も魅力的。HDMIも2基ありますし、拡張性に関してはホント申し分ないんですが。敢えて言えばUSB-Cコネクタを前面と背面の2基、欲しかったですかね。USB-Aは前面2基の背面3基と、ものすごく良いんですけどねぇ。USB-C信者としては、やはり2基欲しかったです。天下を獲ると思ってるので。

■狙いは企業&官公庁■

コストパフォーマンスに関して言えば、メディアプレイヤーとしてはApple TV 4Kが2万1800円からですし、Mac miniでも8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M1チップ搭載で内蔵ストレージ256GBのタイプが7万9800円からですから、ちょっとお得とは言い切れませんけれど。サブ機として充分以上のコスパ。Googleとしては、こういったChromeboxは企業向けや官公庁がターゲットでしょう。

実際、Googleは法人向けに、Chromebook上でWindows10が動く、Parallels Desktop for Chromebook Enterpriseを昨年2020年から提供していますから。一般ユーザーはChromebookですが、企業や官公庁ではデスクトップ型のChromeboxですし、Windows時代の過去遺産を使いたいでしょうから。Microsoft社と全面戦争せず、じょじょに乗っ取る上手い戦略ですね。

■もうWindowsは要らない?■

自分自身に関しては、メールアドレスはGoogleのGmailを仕事用に使っていますが、これ自体はGoogleドライブやGoogleフォトとの連帯も良く、とても便利です。メモ帳アプリのkeepとかも、重宝しています。Microsoft社のOfficeに関して言えば、ExcelやPowerPointに関しては、GoogleスプレッドシートやGoogleスライドで、特に不便を感じません。そういう意味では、Chromeboxの使い勝手は問題ないでしょう。

ただ、Wordに関しては、縦書き・二段組み・ルビ付きという特殊なフォーマットで脚本を書く、自分のような人間ですと、Googleドキュメントでは厳しいです。といっても、WPS Officeの互換性がかなり高いので、Wordの再現性は高いです。なので、自分は数年の内に企業も官公庁もChromebookやChromeboxに雪崩を打つと思っています。

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