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読売新聞の扇動記事

◉バカバカしいですね。7000回分以上破棄と見出しに打っていますが、既に全国で6月6日時点で1294万人を摂取しているんですから、全体の0.005%にすぎません。こんなの誤差の範囲で、それをこうやって報じて、現場を萎縮させる。腐ったマスコミです。

‘【独自】常温で放置・2倍に希釈…ワクチン、すでに7千回分以上廃棄】読売新聞

 国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が急ピッチで進む中、温度管理に失敗したり、希釈方法を間違ったりして、廃棄されるケースが相次いでいる。自治体が公表した事例などをもとに、読売新聞が取材・集計したところ、全国で7000回分以上にのぼる。
 国立病院機構大牟田病院(福岡県大牟田市)や、神戸市の集団接種会場では、低温管理が必要な米ファイザー製ワクチンを常温で放置するミスなどで、それぞれ1000回分以上が廃棄された。東京都港区では同ワクチンを規定の2倍に希釈してしまい、12回分を廃棄。注射器に正しい液量が入っているかどうかなど、ミス防止策を徹底している。

自分は保守派ですが、風見鶏の読売新聞には批判的ですし、オカルト大好き産経新聞も、基本的に警戒して読んでいます。朝日新聞や毎日新聞でも、役に立つ記事は褒めますし、そこは是々非々ですけどね。

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■草むしり主義と読売新聞■

読売新聞がこういう馬鹿な記事を書くのも、悪しき草むしり主義があります。島国で平地が狭く山がちな日本では、おいそれと新田開発はできませんから。そうなると、生産量を上げる手段は限られていますからね。そうなると、とにかく草むしりを熱心にやって、生産量を上げる。ハッキリ言えば、費用対効果は疑わしいのですが、これが日本人の勤勉さと密接に結びついたわけですが。

そういう意味では、わずか7000回分のワクチンに大騒ぎするのは、保守系新聞らしいといえばらしいのですが。今はワクチンの摂取を最優先すべき時期で、そこには人為的な水もあるでしょうし、予想外の事故もあるでしょう。こんな大規模なワクチン接種自体が、史上初なんですから。むしろ起きないほうが珍しいでしょうに。それをこんな重箱の隅をつついて、何がやりたいのかと思うのですが。

■やってることは朝日毎日東京と同じ■

そりゃあ、もちろん一個も無駄にしないことは理想ですよ。でも、そんなこと事実上は無理です。無理なものを持ち出して、批判する。現場は萎縮するだけですし、そこで無駄な注意をして、現場の人間が疲弊することに、読売新聞は思いが致せないんですかね? こんなのは、ファミレスの従業員が落としたコップの破損率なんかよりも、遥かに低いでしょうに。大衆の劣情に訴えるとは、古典的な手法です。

こういうとき政治が、「人為的なミスによるワクチンの破棄は●%までは問題ない」とか「7000回分が破棄になったならその100倍、70万回分を調達しますので気にしないでください」ので、ぐらい言えばいいとは思うんですけれど。まぁ、そういうのは難しいでしょうね。読売新聞もこういうバカ記事を書いてる暇があったら、トヨタ方式のスムーズなワクチン接種のラインの作り方について、もっともっとスペースを割けよと思いますけれどね。

■読売新聞の危険な企業体質■

読売新聞も、今でこそ保守系新聞としてオピニオンリーダーの顔をしていますが、70年代とか朝日新聞とさほど論調が変わらず、親中國で台湾をなきものとして扱っていましたからね。それで、台湾国籍の王貞治選手で儲けたわけで、割とポール・ボネこと藤島泰輔氏(メリー藤島女帝の伴侶で藤島ジュリー景子女史の父親)から揶揄されていましたっけ。昔から風見鶏の新聞なので、その点では台湾との信義を優先し、北京支局を開かなかった産経新聞とは、筋金が違います。

まぁ、自分自身は福岡ソフトバンクホークスのファンですし、そもそも読売新聞という会社が、別所引き抜き事件から空白の一日事件まで、一貫して汚いことを平気でする企業ですから。信用なんか置けませんね。一言で言えば、利己的な会社。なにより、正力松太郎・務臺光雄・渡辺恒雄と、独裁者を戴き長期独裁政権を形成する企業体質が、創刊のときからずっとあるので。自分はマスコミとしては、全く信用していません。ある意味、朝日新聞以上に警戒しています。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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