見出し画像

大谷翔平が挑むクアドラプル100

◉昨日はホームランを連発して、ランキング2位に浮上。もっとも1位のジャッジ選手が、ベーブ・ルースのシーズン60本塁打に迫る勢いなので、MVP 争いは一歩リードではあるのですが。しかし、MVP を争う二人がベーブルースの数字絡みで評価されるというのも、興味深いですね。ベースボールをこの地にまで引き上げたルース選手の存在が、いかに大きいかということでしょう。

【大谷翔平、今年も“クアドラプル100”見えた 102打点ペース、2年連続ギネス記録も】fullcount

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地のタイガース戦で「3番・指名打者」で先発出場し、今季6度目のマルチ本塁打をマークした。3回に右中間31号2ランを放つと、7回に左中間32号ソロ。3安打3打点の活躍でメジャー通算500安打に到達し、今季最高の打率.270に上げた。
 ヤンキース・ジャッジとのMVP争いへ猛チャージだ。7戦5発とアーチ量産態勢。7戦10打点の稼ぎっぷりで、85打点でリーグ4位に浮上した。さらにシーズン102打点ペースに。すでに投球では136回、181奪三振を記録し、打撃では130安打をマーク。100打点超えなら計4部門での「クワドラプル100」達成となる。

https://full-count.jp/2022/09/06/post1277204/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、球場の素敵な写真がありましたので。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

ベーブ・ルースのシーズン60本塁打というのは、当時の試合数を考えれば未だに世界記録であるという見解もあるほど。ロジャー・マリスがこの記録を破ったときは、かなりの批判や嫌がらせが起きたそうです。その後、マーク・マグワイア選手やサミー・ソーサ選手が記録を破り、さらにバリー・ボンズ選手が更新しましたが……。彼らのステロイド疑惑が取り沙汰されるに至って、マリス選手が再評価されたのは皮肉です。マリス選手はヤンキース時代をあまり語りたがらなかったとか。移籍したセントルイスでは、愛されたそうですが。

大谷選手に関してクアドラプル100もそうですが、個人的には10勝20盗塁30本塁打という記録をクリアして欲しいですね。盗塁はあともうちょっとなので、ぜひ。100年以上前のニュースの記録と比較するのはなかなかに難しいのですが、盗塁に関してはルースはそれほど優れた選手ではありませんでした。とどデータを見ると、出っ腹のホームランバッターというイメージとは裏腹に、生涯123盗塁でシーズン最高17盗塁。生涯84盗塁の王貞治会長と比較しても、意外に走っているのがわかります。

今シーズンはともかく、昨年は30本塁打30盗塁を達成して、30-30クラブ入りを果たしてほしかったです。走攻守という意味では、盗塁はホームランに匹敵する価値がある、選手の指標だと自分は思っていますので。そしてできれば、片手の数も達成者がいない40本塁打40盗塁を達成してほしいですね。40-40なら、MVP 受賞は確実なぐらい、価値がある数字ですからね。しかも、こちらもステロイド疑惑がつきまといますし。投手との二足の草鞋で30-30でも、スゴイことなんですが。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ