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アルツハイマー病新薬『ドナネマブ』国内で承認申請

◉認知症のひとつであり、60~70%の原因となっているアルツハイマー病ですが。原因物質を取り除く新タイプの治療薬ドナネマブの、国内での製造販売に向けた承認を、厚生労働省に申請したそうです。日本の高齢化は進み、認知症は大きいな社会問題になっていますから。うちは認知症になりやすい家系なので、個人的にはこういう話題は、ありがたいですね。

【原因物質を除去 アルツハイマー病新薬ドナネマブ 国内で承認申請】朝日新聞

 日本イーライリリーは26日、アルツハイマー病の新たなタイプの治療薬「ドナネマブ」の国内での製造販売に向けた承認を厚生労働省に申請したと発表した。アルツハイマー病の原因物質の除去をねらった薬は、25日に承認されたエーザイの「レカネマブ」に続いて二つめとなる。

 アルツハイマー病は、脳内に「アミロイドβ(Aβ)」という異常なたんぱく質と、「タウ」という別のたんぱく質がたまることで、脳の神経細胞が壊れ、認知機能が徐々に低下すると考えられている。

 ドナネマブは、レカネマブと同様にAβを除去することで、症状の進行を抑えるねらいがある。投与対象は、アルツハイマー病による軽度認知症と、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の人。症状が進行した人は対象外となる。

https://www.asahi.com/articles/ASR9V51MPR9VUTFL00M.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、医療関係用のイラストです。

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アルツハイマー病の研究は実はけっこう、迷走していて。研究の大元となった、2006年発表のアルツハイマー病の重要論文の内容に、改竄された疑いがあるとの調査結果が発表され、大問題になりましたから。アルツハイマー病自体は完全に解明されているわけではなく、原因も複数のものが複合的に絡んで、発症する可能性が高いので。そういう意味では今回のドナネマブは、かなり画期的な病状の進行を改善する薬のようです。

 脳内の浮腫や微小出血がみられた人はドナネマブを使った人の36・8%、偽薬を使った人は14・9%だった。(後藤一也)

同上

ただ、この薬自体は、進行を遅らせる機能はあっても、失われた機能を取り戻す力はないようですので。早期の発見と早めの治療に有効ということで。アルツハイマー病自体は、65歳以上からの発症リスクが高いのですが。魚をよく食べる人や、適度の運動をする人などは発症リスクがずっと低くなるそうで。読書の習慣やゲーム、楽器の演奏やダンスなども、影響を与えるようで。やはり日頃からの健康的で文化的な生活が、全てにおいて重要ということで。

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