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NHKがColabo謝罪で炎上

◉NHKが、民事訴訟中の問題について、いっぽうの当事者側に立った報道(と言われないように小賢しいエクスキューズを用意)をしようとして、事前磯の情報が漏れて放送を見送った問題。なぜか、一般社団法人ColaboへNHKは謝罪し、でも各方面から疑義を呈され、炎上状態です。取材内容の事前流出なら、その取材をした避難所アカウント氏への謝罪なら、わかります。でも、そこは報道されず、なぜColaboへの謝罪を朝日新聞や毎日新聞が報道(しかも両紙ともに有料記事に)するのか? 謝罪するなら、もう一方の当事者である暇空茜氏にもするのが、筋ではないか──というのが、疑義や批判をまとめた自分の感想です。

【取材メモ流出でNHK謝罪 Colabo仁藤代表「加害者の成功体験に」】神奈川新聞

 若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」へのインターネット上での誹謗(ひぼう)中傷を巡り、NHK記者が作成した関係者へのインタビューの取材メモなどがネットに流出した問題で、NHK幹部が14日、取材に協力していたコラボの事務所(東京都新宿区)を訪れ謝罪した。

 流出したのはコラボへの誹謗中傷問題を取り上げる企画書のほか、中傷に加わった取材対象者のインタビューの文字起こしなど。同局子会社が契約する30代の派遣スタッフが外部に持ち出し、取材対象者が中傷に加わったきっかけとして挙げていた「暇空茜」を名乗るアカウントに提供した。その後、同アカウントが拡散し、流出が発覚した。

ヘッダーは安田浩一氏がX(旧Twitter)にアップした写真より。謝罪するNHK幹部の写真です。

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■不快で奇妙な謝罪写真■

避難所アカウント氏と一般社団法人Colaboは一体で、そもそもこの企画自体がColabo側の全面支援の上で行われた or 働きかけた取材だったとすれば、この謝罪は理路は通ります。本来ならば、暇空茜氏へのColabo側からの「大攻勢」コアになる報道となるはずだったのに、それがポシャってしまった。それどころか、その思想的な偏向を疑われる内容で、かえってNHKとColaboが批判される事態になったのですから。だから「計画遂行できずすいません」なら、非常にスッキリしますね。真実は解りません、個人の感想です。

直接的には、安田浩一氏のこちらのツイートが、執筆時点782.7万閲覧・5159イイネ・イイネ率0.06%と、大炎上です。サイレント・マジョリティーは、この絵面に不快感を覚えたようです。このままいくと、800万閲覧は楽勝、1000万閲覧の大台に乗るかも知れません(※加筆時には1250万閲覧突破)。イイネ率は0.05%台になるかもです。1436もの引用ポストもついて、リプライは批判や疑義だらけ。紛うこと無き炎上です。一般社団法人Colabo側は昨年の議員会館での大記者会見以降、なにかこう、小賢しいことをしてどんどん墓穴を掘る・傷口を広げることを、繰り返してる印象です。

取材メモが流出した件について、NHKは本日、一般社団法人「Colabo(コラボ)」を訪ね、謝罪しました。

https://x.com/yasudakoichi/status/1735234629895139479?s=20


資料的価値があるため、また評論のためにも、写真も転載します。

https://x.com/yasudakoichi/status/1735234629895139479?s=20

ところがこの写真、NHK側の佐々木貴志首都圏局コンテンツセンター長らしき人物、背広のボタンが留めてなかったのか、ネクタイはぶらり、後ろ手にして謝罪。しかも、スリッパもなく靴下ですね。足元の前方には、荷物を置いています。神原元弁護士らしき人物が、スリッパを履いてることからも、「令和のカノッサの屈辱か!」と、ツッコミが入っています。昔懐かしの学級会の吊し上げ強制謝罪や、同和団体の糾弾会を思い出した人も多く、そういうリプライや引用ポストが多数付いていて、引用ですら二桁万インプレッションがゴロゴロ。

■仕込みの茶番劇の疑惑■

さらにこの謝罪劇ですが、仁藤夢乃一般社団法人Colabo代表がX(旧Twitter)に挙げたこちらのツイートと写真で、別の疑惑が浮上しています。神奈川新聞や安田浩一氏の写真だと、謝罪しているのは1人・謝罪を受けているのは2人なんですが、こちらの写真では謝罪しているのは2人・謝罪を受けているのは3人になっています。それだけではなく、角度が違います。真横の構図と、NHK側が背後から撮られた構図と、写真自体が別撮りです。

すでに報道されている通り、昨日NHKの幹部の方々が謝罪にいらっしゃいました。
(中略)今回の流出についてNHKは、誹謗中傷は深刻な社会問題だと捉えているからこその企画だった。Colaboに対する攻撃に加担した加害者が反省するという内容のものが、その誹謗中傷を扇動している加害者にわたってしまった。ただの流出とは考えていない。とのことでした。
(以下略)

https://x.com/colabo_yumeno/status/1735519878717780400?s=20

このNHKの発言の、「誹謗中傷を扇動している加害者にわたってしまった。」って部分、暇空茜氏に対するColabo側の認識とNHK側の認識が同じだったと、自白してませんか? というか、暇空茜氏に訴えられかねない発言内容では? 裁判で係争中の事案を、そんな一方的な認識に立って番組作りって、怖いんですが…。まぁ、仁藤夢乃代表は話を盛るクセが指摘されていますので、本当にそんな事をNHK側が言ったか、確かめようもないですけどね。後ほどの考察で重要なので、添付写真も転載します。

https://x.com/colabo_yumeno/status/1735519878717780400?s=20

これ、可能性としては以下の4つが考えられます。

①複数のカメラマンが現場にいて、同時に1回撮影
②カメラマンは1人で、2回に分けて撮影
③カメラマンは1人で、謝罪姿勢を維持させたまま、2回撮影
④カメラマンの数は不明だが、セッティングを変え、2回撮影

なぜコレが大事なのか、ヒントは神奈川新聞の写真と安田浩一氏の写真に映り込んだ、右下の物体。カメラの三脚にも、伸縮式の杖にも見えますが、これが大きなポイントです。

■三脚ならば別の問題が■

もし三脚だとすると、仁藤夢乃氏のあげた写真と、ズレが生じるんですね。自分も仕事柄、写真はいちおうデジタル一眼レフを駆使し、三脚も一脚も状況によって使います。プロのカメラマンが使えないときのためです。三脚の脚が入る位置で、後方からの写真を撮ると、この左側のNHKの人が入った写真には、なりづらいです。三脚なら、NHK側が1人で謝罪している真横からの構図のパターンと、二人並んでの後方からの謝罪の後方からの構図のパターンと、2回に分けて撮影している可能性。

つまり、セッティングを変えて、謝罪写真を撮影してる可能性が浮上します。この写真を撮るために、何度も謝罪させるポーズを取らせ、撮影した可能性。どっちにしても、この謝罪と写真の底意が、透けて見えるのですが……。最初からこういう画作りを撮るために、こういう場を設けたという疑惑。テレビ放映では叶わなかった、「一般社団法人Colaboと仁藤夢乃代表は被害者」という印象づけるための、シナリオありきの茶番劇の可能性。

もちろん、その場合はNHKも共犯(共演?)ということになるのですが。真相は藪の中です。

■トリミングの謎と疑惑■

もうひとつ、カメラについてテクニカルな話を、少しします。写真って基本的に、フィルムカメラのときの縦横比を踏襲しており、デジタル一眼レフカメラは縦横の比率3:2が基本です。手軽に撮影できるコンパクト・デジタルカメラ(コンデジ)は、比率4:3が一般的です。また、映画の横長のシネマサイズの比率16:9に切り替えられる機種もあります。ところが仁藤夢乃代表があげた写真は、2.3:1という横長の比率で、パノラマ写真のように横長で、不自然ですね。

おそらく、下半分をトリミング(余分な部分を切り取ってバランスを整える写真の技術)したい理由が、何かあった? なぜ、こんなトリミングをする必要があるのでしょうか? そもそも、前出の安田浩一氏がX(旧Twitter)にアップした写真も、神奈川新聞の元の写真と比較して、左右をトリミングしていますよね? なぜこんなことをする必要があるのか。Yahoo!に転載された記事の写真が、もっともクリアだったので、以下にスクリーンショットして、転載しておきます。

神奈川新聞の写真を転載

このNHK幹部、本当は謝りたくなかったが、逆らえないレベルの上層部 or 発言力がある個人や部署からの圧力で謝らされたので、せめてもの抵抗で、ボタンをオープン・ネクタイぶらり・後ろ手・スリッパを履かず・荷物を足元の前方置きの、明らかに奇妙な謝罪で、「私は命令で、したくもない謝罪をさせられると、心ある人は気付いてください」という、シークレット・メッセージなのかも知れません。そして、NHK上層部が本当に謝らせたかったのは、ラスボスたる角田弁護士の可能性? あくまでも個人の邪推です。

■国会議員も動く事態へ■

百歩譲って、この謝罪がありだとしても、その場合は取材したNHKの金魯煐記者がいないのは、不自然ではないですかね? 幹部に頭を下げさせている絵面は欲しくても、金魯煐記者は写したくなかった? 幹部だけで謝罪は充分、という考え方もできますが。いちおう、出版業界に仁藤夢乃代表が生まれる前から、間接的に関わっている人間としては、疑問を持ちます。さっそく浜田聡議員が、NHK経営企画局へ、質問を送っています。

浜田聡事務所よりNHK経営企画局へ質問を送りました。

【内容】
https://x.gd/4LlA5
上記報道について
①仁藤氏に謝罪に行かれたのは子会社ではなくNHKの幹部2名でしょうか。事実であれば肩書とお名前を教えてください。
②仁藤氏のほか、謝罪に行かれた先はありますか?行かれた場合は誰がいつどなた宛に行かれたのか、対応詳細を教えてください。また、これから謝罪する予定があれば同様に詳細を教えてください。
③今回仁藤氏の謝罪に行かれることについて、どの場で協議して誰が謝罪を決定したのでしょうか。
④今回漏洩したメモは仁藤氏を取材したメモではないと思いますが、仁藤氏に対して何を謝罪されたのでしょうか。
⑤取材メモで仁藤氏と同様名前が出ている「暇空茜」氏に対して謝罪又は取材の予定はありますか。
(以下略)

https://x.com/yukari_suenaga/status/1735528966772199723?s=20

素晴らしいポストです。この、吊し上げのような写真について、一般人が持つであろう疑問の数々を、網羅してあります。こうやって、疑問が持たれるような事体に対して、すばやく国会議員が対応してくれるのは、ありがたいですね。長いので⑥以下は省略しますが、仁藤夢乃Colabo代表の長いだけで内容はないポストに比較して、こちらは最後まで読み応えのある内容で、ぜひ最後まで読むことをオススメします。浜田議員は、最初の情報リークの時点で、偏りを指摘されていましたし。

しっかしこの写真、極真空手と少林寺拳法が対立したとき、なぜか流れた大山倍達土下座写真(別の人間で偽写真です)なるものと同じ、嫌な気分にさせる写真なのは、同じですが。いずれにしろ、一般社団法人Colaboとそのシンパは、墓穴を掘ったり藪をつついて蛇を出したりを、繰り返しているように見えます。他人を責めることは得意でも、守勢に回ると脆いのか? 和製リベラルには、そういう傾向がありますが。さてさて、どうなることやら。暖かく見守りましょう。

ところで、聖職叙任権をめぐって対立したローマ教皇グレゴリウス七世と、ハインリヒ四世ですが。『カノッサの屈辱』を与えた側のグレゴリウス七世は、最後にどうなったか? 調べてみてください。驕る平氏は久しからず、諸行無常。

■追記:やはり杖でした■

暇空茜氏が、事実を指摘されていますね。二人現れたNHKの幹部の一人は、実際に両手で杖を使っている方でした。これで、リュックを背負ったままの謎も解けましたし、腕の位置の不自然さの意味がわかりました。両腕で杖を操作する人の、ハンドルがトンファー型についていて体重を乗せられるタイプだったようです。でもそれだと、絵面的に身障者へのイジメの吊し上げに見えて、かなり不味いので、神奈川新聞は解っていてトリミングしたんですね。そして、安田浩一氏はその人物の手が映らないように、さらにトリミングしたと。タチが悪いなぁ。

colabo謝罪のNHK側、杖をついていたのは首都圏局コンテンツセンターでナンバーツー、10年以上杖を使っているNHK幹部のYさんだそうです

ちなみに杖2本使いだそうです。上着すら脱げないのはそのせい

杖ですあれ

https://twitter.com/himasoraakane/status/1735940569162195198

動画の存在も、暇空茜氏のYouTubeのチャンネル『暇な空白チャンネル』内で、指摘されていました。以下に転載します。

https://t.co/q5Npjdlxko

ColaboNHK謝罪の一幕が動画で見られます

画角を調整して執拗にカットされている、杖をつかっているYさん。杖をついた人に謝罪させ動画を撮影していたことが確認できます

ぜひ皆さんColaboの正当性のために津田大介さんがアップした動画を拡散お願いします!!!!!!!!

https://www.youtube.com/@himanakuuhaku/community

こちらが、その動画です。noteに埋め込んでリンクしておきます。

なんかもう、この界隈には関わり合いたくないですね。こんなことやって、良心が痛まないんですかね? 自分のやってることが恥ずかしくないなら、トリミングする必要もなく。堂々と出せば良いのです。やましさを抱えながら、画像編集や動画編集をして、ストレスが溜まりませんでしたか? そんなもの感じなかったというなら、自分の正義を信じてこんなことをしたのなら。
なるほど、正義は暴走しても正義ですね。呆れました。

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