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またワクチンへの恐怖を煽る朝日新聞

◉HPVワクチンの、積極的推奨再開が検討されたという良いニュースが流れたら、またイヤなニュースが。発信元はHPVワクチンの恐怖を煽った朝日新聞。さもワクチン接種によって30歳の若い息子が亡くなったとの、誘導記事。もう、朝日新聞は非科学的な記事しか書けなくなってしまったと? かつては科学朝日という雑誌も、同じビル内の子会社が発行していたのに。ここまで堕ちたか、と悲しくなります。

【接種後に30歳息子が死亡、涙ぐむ父 因果関係は不明】朝日新聞

 米モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた問題で、広島県南部の男性会社員(30)が、国が接種を見合わせたワクチンと同じロット番号のものを接種した後に死亡していたことが分かった。男性の父親(63)が朝日新聞の取材に応じ、長男を亡くした無念を語るとともに、国に因果関係の早急な解明を求めた。
(中略)
 父親は、使用見合わせとなったワクチンのロット番号が長男のものと同じと知り、「信じられなかった」という。「死因はワクチン以外考えられない。なぜ異物なんかが混じっていたのか。国は対処が遅すぎる」。ワクチンは必要だと考えるが、「安全が伴っていないと何の意味もない。息子は亡くなる必要がなかった。同じように亡くなる人が出ないように国は調査を急いでほしい」と訴える。厚労省は死亡と接種の因果関係は不明とし、専門家による分析を進めるとしている。(福冨旅史、東郷隆)

もう、朝日新聞グループには科学朝日の遺産は、残っていないんですね……。

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コレに対する反論は、現役の救急医が詳しく書かれていますので、転載しておきます。Twitterの医師たちは、一様にこの記事に呆れたり、怒りを表明しています。当たり前ですね、朝日新聞は基本的に、ずっと反ワクチンで要らん情報を発信していますから。反政府・反権力が自己目的化して、トンデモ医学を発信してしまっているのですから。旧メディアも、もう限界でしょう。

要するに、統計のマジック。日本人は全国で、一日に3000人ほどが亡くなっています。人口が集まる東京なら、普通に300人ほど。昔、自称超能力者のユリ・ゲラー氏が、テレビから念を送ると称して、壊れた腕時計があるならテレビの前で持っていて欲しい、と言い公開実験に入りました。彼が深刻そうな顔で念を送ると、テレビ局のスタジオ内の電話が次々と鳴り出し、止まっていた時計が動き出した、と。

でもコレ、当時の視聴率数十%の番組で、観ていた視聴者は数千万人。その中の0.1%、数万人が壊れた時計があり、手に持っていれば、手の体温で固まっていた油が溶けて動き出すことは、これまた0.1%でも数十人はいるわけで。結果、スタジオの電話は鳴りっぱなしに。分母が大きいと、数百万分の1でもこういうことが起きるわけで。高学歴の朝日新聞記者なら、知ってたでしょうに。福冨旅史記者と東郷隆記者、今後もウォッチする必要があるトンデモ記者かもです。

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ