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全国フェミニスト議員連盟が表現の自由に圧力

◉全国フェミニスト議員連盟――確か草津町の問題でも、証拠も出揃わないうちから一方的に女性町議側の言い分だけを鵜呑みにして、草津町に一方的にヘイトを向けたフェミニストの背後にいましたね。ほんと、ろくなことをしませんね、日本のフェミニスト団体は。女性の権利平等と女性の開放を目指す本来のフェミニズムとは、大きく変容しています。大田区議会のおぎの稔議員が、手際よく講義内容と問題点をまとめておられたので、以下に引用させていただきます。

フェミニスト議員連盟の抗議でVtuberの動画削除!?何を守りたいのでしょう

こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。

「千葉県松戸市ご当地VTuber「戸定梨香」が、松戸警察、松戸東警察の交通安全啓発活動に協力。」という、コロナ禍においてより活動が注目されているバーチャルyoutuberの方と、ご当地の警察署との交通安全PRコラボ。そのコラボが全国フェミニスト議員連盟の抗議によって潰されてしまうという事態が起きたことがVtuberの所属事務所の方のツイートによって明らかになりました。事務所の経営者も女性なのですが・・・

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■オタク・バッシングの原点■

この人たちはず~っと、オタク的な表現を殴り続けてきたのですが。思うに、1989年に起きた。東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(警察庁広域重要指定第117号事件)の犯人である宮崎勤死刑囚に対して、マスコミの一方的な報道でオタク=犯罪者予備軍=マンガやアニメ好きなコミケに集う連中は気持ち悪い連中で殴っても良いサンドバッグだ、という間違った思い込みを未だにアップデートできず、歪んだ正義感を満たそうとしているようにしか見えません。

要するに、雑な思い込みなんですけどね。宮崎勤がコミケに参加していたことがあるのは事実。彼の陰気そうで冴えない風貌と小太りの体格が、オタクの間違ったイメージを決定づけた部分は否定できません。また、宅八郎氏ととんねるずの番組などが、それを助長した部分も。でも、実際の宮崎死刑囚は、オタクと一般化するのには、ちょっと無理がある人間でした。ウィキペディアから引用しておきます。

宮﨑が暴力的、性的、猟奇的な内容の漫画やビデオを多数所持していたことから、一部マスコミではそれらの悪影響を主張する意見もみられた。実際はそれら内容の漫画やビデオは、宮﨑の膨大なコレクションのごく一部であった。宮﨑の趣味の特異性は、むしろジャンルに関係なく無作為に多数の漫画やビデオを収集していたこととされる。

■宮崎勤死刑囚に影響を与えたのは…■

実際は、彼の人格に大きな影響を与えたのは、生来の手の障害であった可能性は、多くの研究者が指摘するところ。宮崎死刑囚は手の平を上に向けることができず、これが大きなコンプレックスになっていたのは、小学校などの同級生も証言するところです。しかしこの障害は、手術すれば治るたぐいのものだとの指摘もあります。加えて、彼の実家は地域新聞会社・秋川新聞を経営する、裕福な一家だったのです。治る病気を放置していたわけです。

でも、障害が彼の行動に問題を与えたとは、マスコミは報じない。それは、人権団体から講義されるので。殴り返してこないオタクをスケープゴートにした面は、否めません。加えて、宮﨑死刑囚は父親に対して私選弁護人をつけてくれるよう要請したが父親はこれを拒絶しています。ここに、父親との歪んだ関係がなにか見えませんかね? 神戸連続児童殺傷事件の犯人も、母親との関係が歪んでおり、祖母への思慕の念を語っていますが。宮崎死刑囚も祖父への思慕の念を語っています。

■もうひとつの思い込み■

フェミニストを内包する左派(反原発や夫婦別姓論者などを含む)はネトウヨ、いわゆるネット右翼とレッテルを貼った層を、アニメやゲームやマンガに耽溺する気持ち悪いオタクと重なる、と勝手に思い込んでいたわけですが。非モテで、引き篭もりで働いていないか、低所得層で低学歴であると、勝手に思い込んでいたのですが。現実にはコミケに参加するのは女性も多く、むしろ初期は女性のパワーが牽引しましたし、働きながら趣味も楽しむ、普通の人が多かったわけで。

実際のネット右翼的言動をしていたのは、40代から50代の比較的生活に余裕がある自営業者や会社の役職で、むしろアニメなどさほど見ず、ネット歴が浅く嫌韓・嫌中・嫌朝日新聞の言説に飛びついたニワカ層というのが、浮かび上がってきました。そう、社会的な立場はツイッターで中傷投稿事件を起こした新潟日報報道部長や、サイバーセキュリティ関連サービスを提供する企業F-Secureの某氏のようなポジションに近かったわけです。

■オタクを敵に育てたのは左派■

似たような層が、右と左に分かれていがみ合ってたわけで。両者に共通するのは、薄っぺらい知識で思い込みが激しい点。そんな左派が、犯人を誤認していきなりオタクに殴りかかってきたので、誤認された側は降りかかる火の粉を払った例が多数派だったでしょう。で、オタクというのは職人気質で、自分の趣味を掘り下げるタイプ。いきなり殴りかかってこられたので、相手の言ってることを掘り下げて、論理の粗を見つけて、反論を加えたわけです。

そこでますます、オタクは敵だと認定して、攻撃を加えてきたのですが。本来オタクは政治にあまり関心がなく、むしろ表現の自由という本来は左派の価値観に親和性が高く、むしろ中道左派に近い存在だったのに。それを敵として育ててしまった。彼らの言説は誰かの受け売りで、それは暗記が上手くて高学歴を得たけれど、思考的には浅く雑で自家撞着を起こしており、また党派性が酷くてダブルスタンダードなので。冷笑されて当然なんですが。

こういう、バラモン左翼とかネオ皇道派とか呼ばれる、鵺的な左派の攻撃は今後も続くでしょうけれど、地道に反論して若い世代に、この人達ヤバいという認識が広がればいいのですが……。最後にトルストイの名言を、貼っておきますかね。

Everyone thinks of changing the world, but no one thinks of changing himself.
誰もが世界を変えたいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ