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Twitterが目指すは日本

◉Twitter社の従業員が、3週間で7500人から2700人にまで激減し、ビジネスインサイダーなどは危機を煽る記事を書いていますが。終わる終わると言われていますが、今のところは大きな不具合は出ていないです。これからどうなるかは、エンジニアでもなければTwitterの社員でもない自分には、分かりませんが。ただ、イーロン・マスク新CEOは、日本のような形にしたいようで。

【Twitterの従業員数がイーロン・マスクの買収後7500人から2700人に激減、今後は積極採用を行い目指すは「日本のような利用状況」】GIGAZINE

イーロン・マスク氏がTwitterを買収してから、わずか3週間で従業員が7500人から2700人にまで激減しています。マスク氏はこの大規模解雇が完了したと述べ、今後は一部職種で積極採用を実施すると従業員に語ったことが明らかになりました。
(中略)
2022年11月21日にTwitterが開いた全社会議の中で、マスク氏はレイオフ(一時解雇)を完了し、今後はエンジニアとセールスの職種で積極採用を実施すると語ったことが明らかになりました。Twitterに残った従業員は優れた人材の紹介も奨励されていると、The Vergeは報じています。この会議の中でマスク氏は、「重要な採用に関しては、ソフトウェアを書くのが得意な人が最優先だと思います」とだけ語っており、具体的にどの種類の技術職や営業職が求められているのかは明かされていません。

https://gigazine.net/news/20221122-elon-musk-twitter-ready-hire/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、いろんなSNSのアイコンです。

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■まだまだ続く混乱■

驚いたのは、イーロン・マスク新CEOが、日本語でツイートしたこと。それも日本のTwitter 社では、右派が凍結されやすく左派が凍結されづらい状況がある、と訴えたアカウントに対して。実際、ここ3年ほど以前に比べて2方が通りづらくなっています。以前なら共同通信社の発行している記者ハンドブックにかなり近い、コードだったのに。ユーミンこと松任谷由実さんに対する暴言を吐いた大学講師のアカウントなど、お咎めなしですからね。

ビジネスインサイダーで執筆している、竹下郁子記者が思わず暴露してしまった、キュレーションチームとの深い関係。そして、トレンドやニュースフィードでの操作。それが一種の検閲と化していた疑惑。そりゃあ、ビジネスインサイダーから批判記事が出るのも必然ですよね。既得権益を奪われた、李氏朝鮮の両班階級みたいなもんですからね。まぁ指桑罵槐、桑の木を指さして槐の木を罵るですね。

■Twitter大陸の風通し■

イーロン・マスク新CEOは、日本のアクティブユーザーを高く評価しているようで。これは日本語自体が持つ情報圧縮能力が非常に高く、Twitterの短い文章の中にかなりの情報量を詰め込めるからというのも大きいでしょう。また、勝ち組がもっと勝ち組になり、世界とつながるためのSNSであるFacebookに比較して、Twitterは趣味人が交流し、外部に繋がりながらタコツボ化できる、毛色の変わったSNSだと言えそうです。

また、Twitterの利用者が多い日本は「他の国が目指すべき目標」であるとして、「理想的には例外なくすべての国で日本のように多くの利用者を持つこと」を目指すとマスク氏は語ったそうです。マスク氏は「Twitterはアメリカ中心のように見えるかもしれませんが、どちらかと言えば日本中心です」「日本の人口はアメリカの3分の1であるにもかかわらず、日本とアメリカのデイリーアクティブユーザー数はほぼ同等です」と語っており、日本のアクティブユーザーが他の国と比べて圧倒的に多いとしています。

同上

オタクの大陸があるとして。大陸の中での移動は自由ですが、日頃は村や地方都市の中で交流できて、でも国全体や大陸全体まで、広がることができる。そういう不思議な場になっていますね。Twitterの持つこの巨大な拡散力は、YouTubeともInstagramとも違っていますね。ちなみに自分は、Facebookは友達のみに公開で。むしろ外界と繋がりが無いタコツボを形成しています。

■ストレスと広がり■

たぶんTwitterというのは、YouTubeやnoteやPixivなど、外部のアーカイブ的なものに誘導し、有機的に連帯させるのが向いている、媒体なのかもしれません。完全な蛸壺だとストレスは少ないですが、同時に広がりはない。ある程度の軋轢やストレスというのは、そこが開かれた場だからこそというのがありますね。2ちゃんねるやmixi が廃れてしまったのは、タコツボ化が進み過ぎてしまったからでしょう。

ひょっとしたら、ストレスになるかもしれないけれど、でも外部の血は常に入れていかないといけない。アメリカだと、意味に対して既得権益を持つ人達は嫌悪感を持っています。しかしその移民や移民の子孫たちから、Appleのスティーブ・ジョブズやMicrosoftのナデラCEOが生まれているわけですからね。イーロン・マスク新CEOに求められるのは、このストレスと発展性の両方を上手いバランスで維持することでしょう。

■左派退潮の蠢動か?■

自分は2009年からツイッターを始めていますが、少なくとも2012年ぐらいまでは、そこのバランスが取れていたような気がします。ところがこの数年、左派のスタッフが増えたのか、キュレーションチームが力を持ったのか、バランスが崩れてしまっていました。朝日新聞グループや、その別働隊と言えるハフポストやバズフィードなどを異常にプッシュし、ある意味で左派のタコツボと化しつつあった気がします。その状況を、上念司さんと新田哲史氏が、鋭く切り込んでいらっしゃいます。

しかし、昨年の衆議院選挙の野党共闘の大失敗から、ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻、安倍晋三元総理の暗殺、今年の参議院選挙の大敗まで、何と言うか左派が一気に退潮をすることが連続しています。これに立憲民主党のCLP問題やブルージャパン疑惑、本多議員の追放なども加わり、信頼度が一気に崩壊しつつあるように思います。仁藤夢乃代表の疑惑も、加えていいでしょう。その止めとして、Twitter改革があるような。

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