長万部で謎の水柱、正体は温泉

◉長万部───北海道の難読地名だったんですが、自分らの世代だと脱線トリオの由利徹師匠の「オシャ、マンベ」というギャグで、普通に読めちゃいますね。映画『網走番外地』の撮影で、長万部に行ったことから出たギャグで、師匠の葬儀の際には長万部町役場から弔電が届いたとか。北海道ゆえ、酪農や林業、カニやホタテの漁業は有名でしたが、温泉というイメージは殆ど無いですね。調べてみたら、二股ラヂウム温泉というのがあるそうですが……。

【【謎の水柱】正体は“温泉水” 工事なら莫大費用「塩害」「騒音」住民困惑】テレ朝ニュース

 北海道長万部町で噴き出した巨大な水柱。町の調査でこの水が温泉水であることが分かりました。

 北海道長万部町の林で大きな音とともに噴出している謎の水柱の正体が、ついに判明しました。

 長万部町のホームページ:「水柱の水質検査結果について低温泉水と推定されるとのことです」

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000265915.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、長万部の海だそうです。美しいですね、水平線の彼方に吸い込まれそうな、そんな青。

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鹿児島とか、桜島の海岸とか穴を掘るともう温泉になるという、そういう土地柄ですからね。なにしろ日本有数の火山地帯です。桜島だけでなく、硫黄島や諏訪之瀬島、開聞岳、口永良部島とか、休火山を含めると20ほどの火山が。坂本龍馬が新婚旅行兼湯治にやってきた、霧島の塩浸温泉とか有名ですが、うちの田舎にも有名ではないですが、イロイロと温泉があります。それでも、間欠泉のように温泉が吹き出すってのは、ほとんど聞いたことがないです。

塩分が含まれている食塩泉で、しかも、温度が高くなくて、温泉としての価値はそうでもない……どころか、ヒ素まで微量に検出って。住民的にはもう、踏んだり蹴ったり。収まるまで暫く待つしかなさそうですね。問題は、いつ収まるか。火山の噴火と同じで、こういう自然現象は、本当に読めませんから。ブラタモリでも取り上げられていましたが、桜島だって1955年以前は、そんなに活発な火山活動はしていないんですよね。日本全国に活火山が108山もあり、世界の活火山の7%を占める世界有数の火山地帯。辛いところです。

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