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上野千鶴子東大名誉教授、大炎上

◉和製フェミニストの御大将・上野千鶴子東京大学名誉教授の、共同親権が可決されたことに対するX(旧Twitter)のポストが、大炎上しています。このnote執筆時点で、615.3万閲覧・5964イイネ・イイネ率0.09%と、閲覧数もイイネ率も、まごうことなき大炎上になっています。10000人に1人もイイネを押してくれないって、スゴイですね。サイレント・マジョリティからダメ出しされてるのですから。

抗議のコメントを書きました。「離婚するにはそれだけの理由がある。妻を殴る蹴る、子どもを虐待する、子育てに関わらない、養育費を支払わない…日本の男に共同親権は百年早い。」

https://x.com/ueno_wan/status/1791290593760657916

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。

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■国際条約不履行の問題■

詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。上野千鶴子御大は若い頃は、句集『黄金郷エル・ドラド』を出すほど前衛俳句も嗜んでいたので、「からだという一つうそをまた重ね」とか「むきみのあさりとなって悪戯ふざけあう」「処女ら狷介の眼にてバナナの衣剝く」などなど、昔から鬼面人をおどすようなフレーズを駆使するのが上手いのですが。さすが不利なエビデンスは隠すで知られる上野千鶴子御大らしい、裏付けとなる数字が出ていない、お気持ち全開のコメントですね。ポストで引用している、ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)のリンクも、どうぞ。

【【16日21時〜オンライン緊急開催:「オンライン国会前集合~第二章の始まり 巻き返しはここから】離婚後の共同親権」参議院法務委で可決⤵️⤵️ 2024年5月16日 ///【離婚後の共同親権、国会審議がヤマ場】議員にFAXを!、メディア報道(5/14~)から】wan

さて、案の定コミュニティノート砲が、炸裂しています。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06060513/001/002.htm
文部科学省の調査によると児童虐待の主たる虐待者は、実母が20,864件(62.4パーセント)と最も多く、ついで、実父が6,969件(20.9パーセント)とあり、離婚した夫婦の男性側が一方的に暴力を振るうという投稿者の主張を裏付けるデータは全くないことに注意が必要です。

https://www.moj.go.jp/content/001318629.pdf
共同親権を採用する国は多数存在しており、「日本の男」に限定して認めないとする投稿主の主張は国籍差別、性差別であることに注意が必要です。

https://www.yamanashibank.co.jp/fuji_note/life/kyoudoushinken.html
共同親権は子供が二人の親に育てられる権利を守るものであることに留意してください。

ハッキリ言って、東大名誉教授の主観的なポストより、冷静に資料を提示し、的確に問題点を指摘しています。そもそも共同親権の問題は、日本がハーグ条約に署名した時点から、必然であったはずです。国際結婚した日本人女性による、実子連れ去り=誘拐 の問題があり、国際社会からハーグ条約の不履行というじゃないか、なんとかしろと圧力がかかっていたわけで。当然です、犯罪なんですから。であるならば本来、上野千鶴子御大は「海外の男に共同親権は百年早い。」と書くべきですが、なぜか日本の男に攻撃の矛先が向かうという支離滅裂。左派お得意の「殴り返してこない相手だけ選んで攻撃する」ですかね?

■各方面から総ツッコミ■

そもそも、「平等に貧しく」なんて解いていた上野千鶴子御大、御本人は高額なタワマンに住み、高級外車を乗り回し、別荘も所有という上級国民です。そもそも医者の娘で、女子の四大進学率が5%なかった時代に、地元でない大学に進学し、大学院博士課程まで進学しているている、ブルジョア階級です。そして、70年安保反対闘争に身を投じ。西武グループの御曹司だった堤清・清二兄弟や、地方財閥の一族であった網野善彦、ナベツネ氏家の読売グループの二人など、裕福な家の子が大学進学して、自分で得たわけではない財産で進学した負い目から、赤くなる典型例です。

この傲慢なポストに対して、各方面から激しいツッコミが入っています。

上野千鶴子先生の「共同親権は日本の男には百年早い」みたいな発言はあの世代の政治的失敗が凝縮されていて、ああいう無内容で極端なスローガンでこれまで興味なかった層を共同親権賛成に回らせ、対立勢力を掘り起こしてしまうんですよ。共同親権を男女の対立にしたら絶対に世論の過半数は取れない。

https://x.com/C4Dbeginner/status/1791359051726803209

これに対するリプライが、ものすごく秀逸でした。

たぶん上野千鶴子は法案を阻止しようとは本気では思ってないですよ。言っちゃ悪いけど本人の人生には1ミリも関係ないですし。
廃案でも可決でも、フェミニズムに沿った発信をしてシンパを喜ばせ、老後の自分の地位を守っているだけ。
ネタを見つけて噛みついて商売にするのが彼女のやり方。

https://x.com/kasatapolitical/status/1791417798885020024

ビジネス左翼、と? お一人さまの生き方を信者に説きながら、御本人はかなり年上の妻子ある男性(色川大吉東京経済大学名誉教授)と長年の不倫の末の略奪愛で、実はこっそり入籍していたとか、ダブルスタンダードですね。社会学者なのに不利なエビデンスは隠すとか、学者としてもダメダメな態度。ハッキリ言えばなぜ和製フェミニストたちはなぜ、こんな堕ちた偶像を批判できないのかと、首をひねります。まぁ、大学のポストを子分お仲間に分配し、アカデミズム内でのポジショニングは優れている…という指摘もありますね。

■三十年間変わらぬ姿勢■

今回の炎上も、上野御大には届かないでしょうし、彼女の権威は揺らぐことはないでしょうね。ただし、エコーチェンバーの中で。和田春樹東大名誉教授とかも含め、東大名誉教授とはもう老いたる共産主義者の墓場みたいな側面があって、学問的にはもうとっくに否定されたり馬鹿にされていても、それでも世間的にはその肩書は大きく重く。でも、たぶんその神通力も早くて5年、どんなに頑張っても10年で、失われるでしょう。その後は、学問的にも思想的にも、批判に晒されるでしょうね。インターネットの登場、スマートフォンの発達、スマートフォンの普及が、マスコミに独占されていた情報の流通経路を、双方向で大衆に開放しました。

「女に◯◯は百年早い」なんていったら差別だ!と大変なことになるのに、「日本の男に共同親権は百年早い」と吹き上がる上野千鶴子。「女にはフェアネスという概念を理解する知能がない」というジェンダーバイアスを率先して広めるのが日本のフェミニストの総帥w

https://x.com/NIWA_KAORU/status/1791628997337747878

元々、上野千鶴子御大は、河合塾のブックレットでも適当なことを書いて、学者としての見識を疑ったのですが。1993年といえば、自分はもう出版社に勤務していて、校閲部から自閉症に対する字面からの誤解はダメだと、朱筆を入れられていました。でも、社会学者の大学教授が、こんな偏見まみれの暴論をブックレットにしてしまっている。こんなブックレットを確認もせずに出す河合塾も河合塾ですが、上野千鶴子御大はこの頃から、ちゃんと謝らない方だったようで。

 上野千鶴子が差別問題にからんで何か「やらかした」らしい。ちまたでは、そうした風説が流れている。事実経過はこうである。一九九三年一月の終わり、大阪府立高槻南高校で障害者問題に取り組む冨田幸子教諭より、フェミニズムの旗手上野千鶴子および大手進学塾である河合塾のもとへ、質問・抗議の葉書が寄せられた。一九八六年に河合塾より発刊された上野千鶴子著『マザコン少年の末路―男と女の未来』(河合ブックレット1、河合文化教育研究所発行)の中でなされている、“自閉症は母親の過干渉・過保護によって引き起こされる”という記述は自閉症への誤解にもとづくものであり、差別を助長するのではないかというのである(この『マザコン少年の末路』は、一九八五年に河合塾大阪校で行なわれた講演会をもとに編集されたもので、河合ブックレットの第一冊めである)。
(中略)
 こうした一連の話し合い、「処理」の結果、抗議した側の怒りは晴れただろうか。ノーである。「上野さんは、自閉症が『母親の過干渉過保護という育てかたによって引き起こされる母子密着の病理だ』というのは、『根拠のない偏見』であるということは認められたが、そうした『育て方によって引き起こされるというものではない』ことは、明言されなかった。・・・残念ながら、二度の話し合いの後も、上野さんには、最後まで、『自閉症』が『障害』であるという私たちの主張を理解していただけなかった」(冨田、四八頁)。「上野さんの文章が、大へん綺麗にまとめ上っていて、一般的には、『やっぱり上野さんは頭がいい』とか、『なんとなく納得させられる達者な文章』などというレベルの受け取り方をしてしまい、上野さんにとっては、このことは、『処理済』なのかしら、と疑ってしまうわけです。この半年余り、私にとって、どうだったかと言えば、少し変ったたとえ方をすると、何か沈澱している溶液を撹拌して、その瞬間、何かの変化が起こったかに見えながら、でも、すぐ元の状態に戻ってしまったような、そんな感じです」(梅田、六五頁)といった具合なのである。

https://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/199411.htm

なんのことはない、30年以上前から上野千鶴子御大は上野千鶴子御大であり、和製フェミニストは和製フェミニストであった、ということですね。媚びず、怯まず、反省せず。日本のフェミニズムは娘のフェミニズム、という指摘が、自分にはすごくシックリ来ます。「あたしの服をパパの下着と一緒に洗わないでって、言ったよね?」と母親に詰め寄る娘のフェミニズム。色川大吉氏は1925年生まれで、上野千鶴子御大は1948年生まれ。23歳年上って、父親でもおかしくない年齢ですね。どうにも、父親を憎みながらも拗らせた部分を、感じてしまいますね。個人の感想です。


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