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アメリカザリガニ規制へ

◉アメリカザリガニ、自分らの子供の頃ですら、かなり多かったですからね。名古屋ではマッカチンと呼ぶそうですが、真っ赤で大きく、子供には人気でした。そもそも、在来種のニホンザリガニって、北海道と北東北のみの、北日本にしかいなかったんですよね。なので、多くの日本人にとってザリガニと言えば、アメリカザリガニのこと。鳥山明先生とかが子供の頃には、すでに愛知県にも多数いたようですから、今更感は強いですね。

【アメリカザリガニようやく規制へ 「取っても取っても」深刻被害】毎日新聞

 環境省は北米原産の侵略的外来種アメリカザリガニの販売や野外への放出などを規制する方針をようやく決め、今国会に外来生物法改正案を提出する予定だ。だが、アメリカザリガニが侵入した湿地では在来種が激減するなど既に深刻な被害が出ている。専門家は「一度侵入してしまうと、取っても取っても減らない危機的な状況になる」と危機感をあらわにする。
 「(在来種が)減ったとは言っていたが、実際に調査をして出てきた数字はすごく重たい」。大庭伸也・長崎大准教授(昆虫生態学)は影響の深刻さを訴える。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、いい感じのザリガニのイラストがありました。

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Wikipedia先生によれば、導入されたのは1927年とのこと。戦前も戦前、95年前ですね。エリザベス女王が生まれた年ですかね、確か? あ、違いました。エリザベス女王は1926年生まれでした。いずれにしろ、そんなに昔に導入され、今では日本中にいるんですから。自分がガキの頃、近所の小川はアメリカザリガニがいるというので、わざわざ10キロ近く離れた街から、釣りに来てた子もいましたね。そういう意味では、まだあの時期は珍しかったんですかね。

アメリカザリガニと言えば、さいとう・たかを先生の『サバイバル』の中で、目が見えなくなった主人公が、アメリカザリガニを食べているうちに目が見えるようになるという描写がありました。甲殻類ですし、日本以外の地域では、結構食べるんですよね。種類は微妙に違いますが、イギリスとか北欧では、解禁日があって、茹でて真っ赤になったザリガニを、ロブスターのように食していましたね。中国の回転寿司でも、人気とか。

泥臭そうというイメージがありますが、淡水産のエビですからね。泥を吐かせれば、ふつうに美味しいんでしょう。自分は食べたことないのですが、小学校の後輩でためしに食べたやつがいました。とは言え、寄生虫もいますから、よく火を通さないと。ザリガニ釣りが面白く、釣ったザリガニを近所の用水路とかに放流していた小学生も多いですから、もう完全に手遅れなような気もしますが。アメリカザリガニ移植からもうすぐ100年、どうなることやら。

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