表現を弾圧する新日本婦人の会
◉新日本婦人の会は形の上では、共産党から独立した組織ですが、実際は日本民主青年同盟(民青)と同じく、共産党の下部組織みたいなもんですね。下記リンク先を見ると、津田大介芸術監督のインターネット番組『ポリタス』への出演依頼が来たことをきっかけに、緊急調査を行ったようです。別に、わいせつ物頒布等罪にも当たらないものを、圧力をかけて潰そうというのは、紛うことなき言論弾圧、表現の自由へのなんですけどね。焚書です、焚書。成人誌と変わらないって、曖昧な基準とお気持ちで本を焼かれたら、たまりません。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、コンビニの写真です。
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詳しくは、上記リンク先の全文をお読みいただくとして。2017年当時は、こういうクレーマーに対して、企業側が折れることも多く、イオン系列のミニストップが成人向け雑誌の販売中止を表明しました。それは現在も続いていて、先ごろも学芸ノンフィクション編集部が、1月24日の発売を予定していた書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止するなど、まだまだクレームに弱い日本社会という問題をさらけ出しています。中山美里さんのこちらのポストが、非常に的確でした。
ただ、近年はだいぶ、クレーマーには無視が効果的という、コンセンサスが広がりつつあります。マスコミは、暇空茜氏の自伝的小説『ネトゲ戦記』の販売が、脅迫によって販売を中止した事実を、スルーするなど、もうバランス感覚を失ってしまったとしか言えませんね。そして、宗教系のキリスト教婦人矯風会と共産党系の新日本婦人の会が、同じような極論をいうという、この世紀末感。戦前の軍部も、国粋主義と民族主義と大アジア主義と天皇主義と日蓮主義と国家社会主義とが、鵺のように混淆した、奇妙な状態だったのですが。それに近くなってるなと思います。
こんなレベルのことを、津田大介芸術監督の番組では、主張してるんですか……。言論を弾圧するものは、安易に賛同がもらいやすいエロの規制から入るという、典型的なパターンですが。「表現規制反対派はエロの自由しか守らない」と、表現規制派は論点をすり替えますが。炭鉱のカナリアと一緒で、まずそこから着手するんですから、1丁目1番地に反応するのは当たり前でしょ? ストレートを打ち込む前のジャブを潰されて、イライラしてるのがモロ見えですよ?
もう、まともに相手するのが、バカバカしいですね。なら、エロ本も写真の勉強のために購入しています、で問題なしですね。それが嘘だと、どうやって証明するんですか? 共産党お得意の拷問にでもかけて、自白させますか? パチンコ屋の3点方式じゃないんだから。定義にも曖昧な「性の商品化」とか、曖昧な定義で曖昧なことを言われて強硬な主張で広範な規制をされても、困るわけですよ。それはファシズム と呼ばれているものだから。
売春禁止法によって赤線がなくなり、ソープランドなどには、法的な規制がある。でも、成人雑誌程度を売買春と同じレベルの、許されざる存在だと、大げさに喧伝するためのマジックワードが「性の商品化」に過ぎないわけで。そっちが自主規制されたら、今度は一般誌も成人雑誌だと、フレームアップしているわけです。この人たちの本音は、自分が気に入らないものを潰したいだけ。共産主義思想自体が元々、ユダヤ教やキリスト教の分派 みたいなものですから、フシダラ憲兵になるのは、先祖返りではあるのですが。
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