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韓国が潜水艦のミサイル発射実験

◉まぁこれ、イロイロと言い訳していますが、韓国にとっての仮想敵国はあくまでも日本ですから。北朝鮮を攻撃したり、逆にミサイル防衛するのに潜水艦は不要とは言いませんが、優先順位は低いですから。でも韓国では昔から、原子力潜水艦渇望論が強いんですよね。非核三原則がある日本に対して、核兵器を持てば絶対的優位な立場に立てるという、幻想があるようで。戦略原潜を持ちたい願望というか。

【韓国が潜水艦ミサイルの発射実験 北朝鮮に対抗、成功と報道】毎日新聞

韓国紙、東亜日報は7日、韓国軍が最近、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に成功し、技術開発が「事実上完了した」と報じた。SLBMの実戦配備に向けて潜水艦開発を進めている北朝鮮に対抗する狙いだが、刺激を避けるために発射実験は非公開で実施されたという。
 東亜日報によると、8月に就役した3000トン級潜水艦「島山安昌浩」から、ミサイル…(以下有料)

戦略原潜を持つには、韓国にはその開発能力はないので。外国から買うか、共同開発しかないのですが。それをアメリカが許すはずもなし。

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■民族の核を育てた太陽政策■

韓国が現実的に核兵器を持つハードルがありますが。韓国の本音としては、北朝鮮と統一する、あるいは連邦を組めれば民族の核が持てるという、幻想があるようで。ある意味で、金大中大統領や盧武鉉大統領の太陽政策だって、民族統一できれば我々は核保有国になれるという幻想からすれば、むしろ騙されたのではなく、騙されたふりをして民族の核の開発を、間接的に援助した、ぐらいなモンでしょう。

韓国人の本音は、ベストセラー小説『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』に明確ですね。小説と笑う勿れ。三島由紀夫が『ゴジラ』の中に、日本の敗戦コンプレックスとサンフランシスコ講和条約発効後の不安を見出したように。。デイビッド・マレルが『STAR WARS』の中にベトナム敗戦コンプレックスを見出したように。大衆娯楽の中にこそ、民族の本音や願望や欲望や劣等感が、顕わになる部分があります。Wikipediaには、同書の内容がこう紹介されています。

作中に韓国が北朝鮮と手を結び『南北共同軍』を組織して、日本に核ミサイルを撃ち込むという戦略シナリオを読む部分がある。また、南北共同軍が対馬や九州地方を占領した後、熊本県の水前寺公園を意味も無く破壊したり、日本の農家から作物を収奪して、食糧不足に悩む北朝鮮へ送るなどの記述もある。一連の南北共同軍による攻撃で、万策尽きた日本は、韓国と北朝鮮に降伏し、多額の賠償金を支払う事や島根県の竹島の領有権主張を放棄する事、更には韓国が長崎県の対馬を、数え年36年間植民地にする事などを認める内容になっている。

■大統領選挙の行方は不透明■

現在の韓国の不幸は全部日帝のせいだという、責任転嫁が明白ですが。これだって、名作『はだしのゲン』の本音が、アメリカに原爆を落とし返さなければ気が済まないという、復讐の怨念であるように。日本がアメリカに原爆を落とし返すことが叶わぬように、韓国のこの願望もムリ……とは言いませんが、難しいでしょうね。それが解消されるのは、米中対立で中国側につき、敗戦国として辛酸をなめないと、ムリでしょう。

アメリカが韓国を今すぐ見捨てることはないでしょう。でも、次の韓国大統領選挙は、保守派の分裂というか、いつもの党派争いで文在寅大統領らの共に民主党の候補に有利に動きそうな状況。従北政権がさらに5年続けば、左派の体制は強固になるでしょう。なにしろ、李氏朝鮮が江戸幕府の倍、500年以上続いたほど、事大主義が骨絡みの民族性ですから。苛政に順応しちゃう部分があります。

■これからの5年が決め手?■

韓国には、日本を屈服させた核兵器に、ある種の信仰的なモノを持っているのかもしれません。核兵器を手に入れさえすれば、戦略原子力潜水艦さえあれば、空母さえあれば、韓国は日本にも中国にもアメリカにも舐められない、独立自尊の国になれると考えているようですが。そういう一点豪華主義的な思考も、割と韓国では見られるというか。日本が全通甲板の艦艇を造ったから我が国も、日本がF-35を導入したから我が国も、と自国の戦力バランスも考えずに導入したがるわけで。

ワシントンポスト紙がスッパ抜いたように、盧武鉉大統領の時代に韓国政府は島根県の自衛隊施設を攻撃する寸前だったわけで。その時の大統領の懐刀である秘書室長、No.2だったのが、現文在寅大統領です。盧武鉉大統領はアメリカに、日本を仮想敵国として認定するように進言もしていますし。韓国としては、このまま北朝鮮による赤化統一を望むのか、それとも金正恩世襲三代目将軍様が噂どおり植物状態になり、内部崩壊するのを待っているのか? いずれにしろ、困った隣人の動向から目を離さないことでしょうね。

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