トリチウム検出:共同通信社の見出し誘導
◉海水にトリチウムが含まれているのは当たり前ですね。自然界に存在するトリチウムの量は、100京〜130京ベクレルとも100万兆〜130万兆ベクレルとも、されますから。水に濡らしたあなたの手のひらを太陽に向けてかざせば、理論上は数個は自然生成されるものですから。こんな見出し詐欺のようなタイトルを打つのは、桜ういろう通信社だろうなぁと思ったら、やっぱり桜ういろう通信社でした。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、桜色のういろうの写真です。美味しそうですね。
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■産経新聞が批判■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。産経新聞が、流石に呆れたのか、批判記事を書いています。当たり前です、世界保健機関(WHO)の飲料水基準は、1リットルあたり1万ベクレルですから、13ベクレルなんて報道する価値もありません。醤油だって、一升(1.8リットル)を一気飲みすれば、人間は死にます。でも魚型ランチャームの3ミリリットルぐらいなら、毎日摂取しても年に1リットルちょい、生涯に50~100リットルを摂取しても死なないです。入浴剤でトリチウムの海洋放出を説明しようとしたアンポンタン善男善女がいましたが、どうにも反原発脳に陥ると、濃度の概念が欠落するようです。
まさに、海水から塩分を検出したレベルの、バカ記事です。ちなみに海水の塩分濃度は約3.4%だそうです。 海水1ℓの中には単純計算で、34gの塩が含まれています。いっぽう、キッコーマンの通常の濃口醤油は、塩分濃度17.5%なんだそうです。なんと海水の5倍以上。でも、一般人は海水浴をするときに「この海水には、1.8リットルも飲めば致死量の醤油の、5分の1程度の塩分が含まれていて危険だ!」なんて思わないでしょう。いわんや、10000ベクレルと13ベクレル。基準量769分の1、0.13%です。報道する価値はありません。あるとしたら、安全であるという文言とセットであるべきでしょう。
■わかりやすい説明■
新聞社の見出しは、大手の場合は整理部と呼ばれる部署が付けます。記事を書いた記者ではなく、別部署がつける。結果、内容とズレた、奇妙な記事ができるんですよね。中には、記事を読み込ませてどういう見出しが適切かを、AIに聞いた人もいました。そうすると、普通に安全基準よりも遥かに低い濃度が検出された、という見出しになるんですよね。整理部の個人的な思惑で、記事が歪められる恐怖。桜ういろう氏も、整理部に異動になるのか? コチラのツッコミが秀逸でしたので、全文転載を。時事通信社と並ぶ、国内大手の通信社の記事よりも、個人のほうが的確な情報を発信する。そりゃあ、マスコミ不信になりますよね。
ついでに、神奈川新聞の柏尾安希子記者の、コチラの炎上ツイートも、転載しておきますかね。このnoteを執筆時点で、175.2万閲覧で2775イイネ、イイネ率0.15%で大炎上ですが。
マスコミに権力の監視は求めていません。それをやる力量がなかったり、恣意的な切り取り、見出しで誘導したり、時には報道しない自由や、国民に知らせない権利を行使するマスコミには。事実だけ報じていただければ、判断は自分でするので。無知な大衆を啓蒙してやろうなんて、思い上がりも甚だしいです。時事、神奈川新聞は滅多に通らない住民監査請求での不当、国家賠償訴訟の勝訴など、報じるべきを報じていませんよね? 領収書もまともに出せない一般社団法人に、一方的に肩入れしているから。事実だけほうじろとは、そういうことです。
■メディアの温度差■
海外のマスコミは、事実を伝えることを重視しているのに対して、日本のマスコミは権力の監視という、独りよがりなヒロイズムに自己陶酔している、と思うのです。正義に酔う、というのはとても危険で。ヨシュア記のジェリコ(エリコ)の聖絶も十字軍も、ヒトラーもスターリンも毛沢東もポルポトも金日成も李承晩も、じぶんなりの正義を掲げて、自国民を大量に死に追いやったわけで。ルワンダの虐殺も同じです。「正義は暴走しても正義」とか、まさに自己客観視ができていない、正義に酔った自己肯定です。自分は正義と確信したら、人間は簡単に残虐になれます。いや、残虐性の言い訳に、正義を掲げているのか?
こうやって見ると、日本のマスコミは勝手な使命感を持ち、報道の本来の役割を忘れているようですね。自分たちの都合によって、事実を伝えなかったりする時点で、そんな事を言う資格はないんですよね。そういえば神奈川新聞は、SEALDsの運動に参加して、就職難になった学生を社員として採用したようですが。あるフリーランスの記者が取材に行ったところ、個人のニュースサイトと自己紹介したら、神奈川新聞の記者に笑われたとか。鼻持ちならない、権威主義が垣間見えます。地方紙の記者は、ブロック紙や全国紙の記者に対して、コンプレックスを持ち、拗らせている人が多いと思います。
そのコンプレックスゆえ、自分は立派なことをやっているという、エクスキューズがほしいのでしょう。それは、いわゆるベタ記事を配信する共同通信や時事通信社の記者も同じようで。桜ういろうアカウントの人物の正体は、元は毎日新聞の記者だったという指摘もあります。真偽は不明ですが、早期退職に応じたのか、何かやらかして居づらくなったのか、理想を求めて転職したのか、そこはわかりません。でも、自分に何度も絡んで、その知識の船舶さや偏りを指摘されては、逃亡するを繰り返した彼の文面からは、神奈川新聞の記者と同じ自意識過剰と傲慢さを、感じました。
個人の感想ですm(_ _)m
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