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Apple M2量産開始&新型MacBook Pro搭載か?

◉低消費電力低発熱のARM系チップでありながら、IntelのCore i7以上i9未満というApple M1チップでも、充分に衝撃的だったのに……。早くも、M2チップが量産体制とのこと。新型iPad ProにM1チップが搭載された時点で、可能性は充分にあったのですが。今年発表の新型iPhoneにはM1チップのままでしょうけれど、フラッグシップ機にM2チップが搭載で、Appleの攻勢は続きます。

【アップル「M2(仮)」チップ量産開始か。新型MacBook Proに搭載のうわさ】Engadget Japanese

アップル独自設計の「M1」チップを搭載したMacやiPad Proが注目を集めているなか、その次世代チップ「M2(仮)」が量産に入ったとの噂が伝えられています。
日経の英語メディアNikkei Asian Reviewは、M2チップの出荷は「今年後半に発売される」MacBookで使うために早ければ7月に始まる可能性があると伝えています。ここでいうMacBookとは、時期的に考えてたびたび噂されている新型14インチ/16インチMacBook Proを指しているものと思われます。

Apple的には、M1チップのインパクトで既に驚かせておいて、M2やその先も用意しているということで。当たり前といえば当たり前なんですが、業界的にはキツいでしょう。ライバルのIntelは、コレでまた株主に責められるのですから。

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■どうなるMac Pro■

既に、上記記事中でも予想されていますが。M2チップはM1Xチップである可能性もあります。Apple AシリーズがGPU強化版のXシリーズがあるように、こちらも構造的にはGPUのコア数を大幅に増やしたタイプを、M2チップとする可能性がありそうです。番号的にも、M1XチップよりもM2チップの方が、見栄えが良いでしょうし。性能的には、Aシリーズでも別モンでしたし。

将来的には、AppleはデュアルCPUでMac Proにも対応するのかも知れませんが。全部のCPUをAxチップとMxチップで対応するとしたら、まさにIntelとはまた協議離婚に至るのでしょうか? それとも、Mac ProのみはIntel系のCPUを搭載し続けるのか? ワークステーションとしてのMac Proは、扱いが違っても良いとは思いますが……。あるいはx86系とM系とのデュアルCPUとか?

■Macは高いは過去の話■

さてさて、もしM2チップがベンチマークテストで、Core i9並みの処理能力を発揮したら。Intel絶望、同業他社も、キツいですね。だってSurface Pro7って、M1チップ搭載のMacBook Airと同じRAMを8GBにして、SSDを256GBにしてスペックを揃えると、M1チップよりベンチマークで46%も劣るCore i5を搭載した上に、Macより2万6980円弱も高い現実があります。Windowsユーザーはギョッとしますが。

MacBook Airはベンチマークスコア7225で、価格10万4800円です。いっぽうSurface Pro7はベンチマークスコア3852の、価格13万1780円。いつまでもMacは高いボッタクリ価格だと、情報を刷新していないWindowsユーザーにも呆れますが。現実はMacは早くてスタイリッシュで安い、です。しかも、MacでWindowsOSもUNIXもLinuxも動きますが、Windows機ではMacOSは動きません。

M2チップが外付けGPUに対応するか、内臓GPUが爆速になれば、Windows機はますます辛くなりますね。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ


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