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9月1日は映画の日

◉特別料金で、安く見られます。ということで、セコく映画の梯子を。

先ずは、『岬のマヨイガ』です。自分好みの一本で、ほのぼのとした雰囲気と、切ない部分が混ざり合って、良いですねぇ。ちょっと『若おかみは小学生』のあの感じを彷彿とさせます。同時に、冒険も有り。柏葉幸子原作の小説を、川面真也監督が劇場アニメ化。アニメ『のんのんびより』の各シリーズの監督。いやぁ、これ大好きなシリーズです。田舎を描かせたら名手。そして吉田玲子脚本。これまた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ほか、傑作揃いの名脚本家。面白くないはずがないですね。

マヨイガというのは、自分も大好きな『日本昔ばなし』の中でも取り上げられていましたね。個人的には、もうひとつ似た話を思い出して検索したら、『地獄穴の話』という怖ろしげな作品でした。それは、北海道に伝わる桃源郷譚のひとつですが。北海道のシリパ山の崎に穴があり、それが死者の国と繋がっているという内容で、その洞窟はオマンルパロ(あの世への入り口)と呼ばれているとか。東日本大震災とか、いろんなモノが込められていますが、アニメだから、ファンタジーだから描ける物語があると言うことで。もう何回か、リピートしますえ。

続いては、宮崎吾朗監督の『アーヤと魔女』を。世界的な巨匠となった宮崎駿監督の実子ゆえに、イロイロと背負わされていてかわいそうな気もしますし、共産趣味の高畑勲監督と宮崎駿監督が選んだのが、実質的なジブリ世襲というのは、皮肉ですが。でも、独裁者型でスタッフは宮崎駿監督の下駄だと庵野秀明監督に評されたジブリにあって、宮崎吾朗監督は調整型のタイプのようで。CGアニメと言うことで批判もありますが、父親と同じことをやってもしょうが無いですから。自分は好意的。


最後は、二回目となる『竜とそばかすの姫』を。個人的には好きな作品です。

改めて、各作品の感想はエントリーを改めて。

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