レールガン射撃試験雑感
◉レールガン、日本語だと電磁加速砲、または超電磁砲。宮崎のリニアモーターカーの実験線に、心躍らせた人間としては、あるいは超電磁ロボシリーズに胸を熱くした世代としては、超電磁砲と呼びたいですね。超電磁ヨーヨーからの超電磁竜巻、超電磁スピンというお約束の必殺技フルコース。はいはい、若い世代にはわかりませんね。まぁ、フィリピンのボルテスVのクオリティで、驚いた人・新たに興味を持った人、イロイロでしょうけれど。ステルス機に超電磁砲、こういう兵器の時代が、やってきたんですね。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、とある科学の超電磁砲の湾内絹保のファンアートですね。
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Wikipedia先生によれば〈この装置は並行に置かれた2本のレールとなる電極棒の上に弾体となる金属片を乗せて電流を流し、電磁力により金属片を駆動し射出するというものである。〉とのこと。戦艦大和の主砲のような、火薬ではなく電磁力によって超高速の弾体を打ち出す。昔のSFで語られていた兵器が現実になる。兵器とはいえ、科学の結晶ではありますから、ロマンが広がりますねぇ。
その打ち出される金属片の弾体の速度は、マッハ6.75。音速をあらわすマッハは、時速1224キロ。マッハ6.75は時速に直せば、8262キロ。大和の主砲は、計算したことによれば1681.2キロらしいので、恐ろしい数字です。距離によっては気がついた時にはもう打ち込まれているという感じでしょう。それでは防衛装備帳が動画をX(旧Twitter)で公開していましたのでリンクを貼っておきます。
……うむ、迫力がない。なんだかイメージしていた 射撃 風景とは違いますね。新兵器とは、こんなものなのでしょうね。機関銃か何かを打つような感じでポンポンポンポン。アメリカのミズーリ級戦艦の、砲撃の瞬間を捉えた写真などがありますが。こちらは大迫力 なんですよね。これよりも 大型だった大和の主砲とか、すごかったのでしょう。
実際に目標物に当たったらどうなるか、そっちの方の映像が見たいですが。それは現時点では公表できない秘密なのかも。兵器開発に関しては、アメリカが圧倒的すぎて、日本ならずともほとんどの西側 同盟国は、そこに頼りきりなのですが。こういう独自兵器の開発は、外構や安全保障の面から見ても重要ですね。中華空母に対して、どこまで有効なのかは分かりませんが。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
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