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反日できない韓国の事情

◉在日コリアン三世で、親族は北朝鮮系だけど御本人は韓国で暮らす豊璋さんの、興味深いレポートです。先月の選挙では、野党系が大勝利した韓国。三年後の大統領選挙では、また事実上の易姓革命が起きるのかと、暗澹たる気持ちになったのですが。実際に韓国で暮らす人には、また違う見方があるようです。

【韓国がいま「反日」「従北朝鮮」できない“意外な事情”と、これから待ち受ける「悪夢のシナリオ」】現代ビジネス

韓国「野党圧勝」のウラで
韓国では4月の選挙で、韓国野党が大勝をおさめたことは記憶に新しい。例年であればメーデー(5月1日)のデモでも政権批判の煽動デモを行うものだが、今年は少し様子が違った様だ。

メーデーを仕切った労組についても尹政権により北朝鮮関与などの疑惑が明白になりつつあることから、関心が低かったという。

選挙では野党圧勝だったが、文在寅政権後に左派の「疑惑」が次々噴出する中で、国民が冷めた視線を持っていることは間違いないようだ。

https://gendai.media/articles/-/129672

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、北の将軍様像の写真です。

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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。韓国社会では、賄賂や地縁血縁による優遇は、当然という部分が強く残っています。これは、江戸時代の日本も普通にあり、中華文明の影響を強く受けた地域には、顕著です。官吏と一口に言いますが、官は中央官庁の役人(官僚)で、吏は地方の役人の意味。「清官でも三代」という言葉があるように、清廉潔白な官吏でも、孫の代まで食えるほどの蓄財が、地方に赴任すると可能なほど、賄賂を贈って便宜を図ってもらうのが、当たり前の文化。日本の、地頭は落ちたる所の土を掴めと同じです。

特に半島は、李氏朝鮮500年の歴史の中で、両班などの特権階級は何をやっても法律の埒外にある、という意識があります。「貴人に法は及ばず」という言葉も、人治主義の本質を表しています。ナッツ姫なんて呼ばれた大財閥の子女のメチャクチャな要求は、不思議でも何でも無く。親が金持ちならバカ息子バカ娘も傲慢に振る舞う。なので、大統領の親族とか血縁であることを利用して、利益誘導する人間も多く。大統領の親族なら優遇されて当たり前で、その人物に賄賂を贈っておけば、自分に便宜を図ってくれる面があるので。そういう文化。

そういう意味では、朴正煕大統領が未だに評価が高いのは、かなりそういった親族などによる大統領の権威利用や、陳情という名の便宜要請を排除したため、という側面も。尹大統領の場合も、奥さんが脇が甘く、そういう賄賂代わりの優遇や便宜を、ホイホイ受けてしまう部分があるのですが。これはもう、半島の文化なので。けっきょく、右も左も、脛に傷を持つことになり、金大中元大統領も本人はともかく、親族が逮捕されたり。盧武鉉大統領は、自殺していまいましたから。

韓国の文化自体が変わらねば、同じことが繰り返されるでしょう。以て他山の石。


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