◉新宿歌舞伎町のトー横(新宿東宝ビル・TOHOシネマズ新宿の横の意味)に、居場所がない子どもたちが集まる問題で、東京都が開設した相談窓口の利用者数が2か月で延べ1600人近くにのぼったとの報道が出ました。ある意味で、新宿の鞍部となっていた場所なので、行政がこうやって本気になるのは、良いこと……なのですが。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉
■行政とプロの仕事■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。2ヶ月で延べ1600人、1日平均27人弱ですか。遊び目的で来ている人間が大多数の中、この数は本人の危機感として、重要ですね。このままじゃ不味いと、自覚しているのですから。そんな子どもたちが、社会福祉士などの資格をもった相談員に対面で相談できる、というのも大きいですね。やはり、その道の専門家は、知識も経験もありますから、自分のような素人のアドバイスとか、かえって危険ですから。公的機関が、プロを用意してことに当たる、これが本来の姿なんですよね。
新宿と言えば、歌舞伎町にある新宿区立大久保公園の周囲の、いわゆる〝立ちんぼ〟も、大規模な摘発が繰り返されていますが。左派が言うような貧困が原因ではなく、ホストに貢ぐ金欲しさという、いかにも現代的な理由。新宿区とホストクラブ側の間で、売掛金システムを全廃することを合意して今年4月からはなくなったのですが……上に政策あれば下に対策あり。売掛金は立て替えと名前を変えて、続行。そもそも売春防止法の罰則が「6月以下の懲役または1万円以下の罰金」ですからね。1万円払って続行!となるのは必然。今後は、こちらの方にも力を入れてほしいです。
■超長文の批判投下■
この件に対して、音無ほむらアカウントが、𝕏(旧Twitter)にこんなポストを、していました。
せっかくなので、
なげ~よ笑福亭(c.v 石橋貴明)
■邪推するならば…■
Colaboの目的が若年女性を救うことなら、むしろこの成果を喜ぶべきで、「我々も、できることで頑張っていきます」で良いはずですよね? そもそも、バスカフェが充分に機能していたか、疑問が持たれています。週1回の開催も満足に完遂できず、単にタチンボの女性に避妊具やコスメや食料を与えていただけでは……という批判も見かけましたね。こういう社団法人やNPOに任せると、そういう少女がゼロになったら、組織は解散になってしまいますからね。お客さんは減るどころか、増えてくれたほうがむしろ、公的機関に請求できる助成金も増えます。
そういう意味では、こういういごとを民間に任せることが、そもそも間違いなのでは……と、思ってしまいます。長文でお気持ち表明&相談事業ディスるのは、シノギを奪われるって危機感や、自分たちがやってきたことが無意味だったとバレることへの焦りだと、邪推が可能です。バウカフェの現状を見ると、必要なかったんじゃないか、という疑念が起きますね。もちろん、どんな活動も、効果ゼロということはなく。かの戦艦大和もサマール島沖合で、いちおう敵の駆逐艦ホエールが撃沈した可能性があるように。でも、費用対効果という点では疑問。もちろん、寄付でやる分にはご自由にどうぞ、と思います。
◉…▲▼▲インフォメーション▲▼▲…◉
noteの内容が気に入った方は、サポートでの投げ銭をお願いします。
あるいは、下記リンクの拙著&共著などをお買い上げくださいませ。
そのお気持ちが、note執筆の励みになります。
MANZEMI電子書籍版: 表現技術解説書
MANZEMI名作映画解題講座『ローマの休日』編
MANZEMI文章表現講座① ニュアンスを伝える・感じる・創る
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ