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台湾有事に日本の民意は?

◉台湾有事に日本も関わるべき、が71%とのこと。マスコミのお花畑の論調とは別に、日本国民の多くは、かなりリアルに台湾有事を想定しているのでしょう。そりゃあ、尖閣衝突以来、執拗なイヤガラセを繰り返して、挑発していますからね。加えて、左派マスコミがウイグル論法とか珍論で逃げ回ってるウイグルやチベットや香港での人権弾圧。危機感を持たないほうがおかしいわけで。そしてこれが、普通の日本人の感覚なのでしょうね。先の衆議院選挙で、維新の会が躍進した理由。

【準備は整った中国の台湾侵攻、日本も間違いなく戦場になる】BIGLOBEニュース

 テレビのあるワイドショーで台湾に関するアンケート結果を公表していた。
 日本は「台湾有事に軍事的にかかわるべきか」という設問に対し、「関わるべき」が71%、「関わるべきでない」が18%、「どちらとも言えない」11%であった。

ヘッダーの写真はnoteのフォトギャラリーから、どの艦艇かはわかりませんが。

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■右翼と左翼と中間派■

TwitterのDappiアカウントを野党やマスコミは、自民党から金をもらった工作員ということにしたがっていますが。彼のツイートは反中姿勢で一貫しており、むしろ維新の会推しで、自民党議員でも親中派には手厳しかったですから。立憲民主党の議員でも、中国に毅然とした議員には好意的でしたしね。むしろ、頭山満の現用社の昔から大アジア主義(=興亜論)の右翼のほうが、中国に甘いんですよね。自民党とか、親中派が多い理由ですから。

そういう意味では、右翼と左翼に親中派というか、中国に融和的・寛容な人間が多く、むしろ中道右派から中道左派に嫌中嫌韓の人間が多いという。おそらく、ネット右翼(ネトウヨ)と呼ばれる人たちの正体。彼らは別にアニメ好きでもなければオタクでもない、低学歴でもブルーカラーでもない、野球やサッカーのプロチームがあるような地方の大都市や東京の、自営業や小金持ち層という分析にも近いです。ただ、自分はこういう層を、ちょっと警戒しています。

■実際は大衆とマスコミの暴走■

先の大戦は、軍部の暴走が~と語られることが多いです。確かに、満州事変以降の軍部の暴走は目に余るものがありましたが、実は大衆の支持があったわけで。マスコミがそれに迎合して、さらに煽ったのが実態。大衆というのは、個々の人間はまともでも、集団になると常に暴走する危険性があるわけです。自分の同世代だと、とんねるずのねるとん紅鯨団が好きで、価値観の中心が金・女 or 男・地位・出世。結婚して当たり前・車にステータスを感じて当たり前という、ごく普通の人間ですしね(雑な偏見)。

中国がイヤガラセしてくるから不愉快だ、韓国がゴールポストを動かしてきて不愉快だ、という気分が維新の躍進を支えているとしたら、割と危険。維新は、緊縮財政派でもありますからね。交通費返納のように、大衆迎合の部分が強くある政党です。まぁ、だからこそ同和利権とか労働組合とか、弱者利権に切り込む突破力もあり、そこは自分も評価しているんですけどね。そこは、日本人の気分で突っ走ってしまう部分が、先の大戦での大敗を呼んだわけですから。

■ネット時代の成熟に期待■

聖徳太子が隋の煬帝に「日出処の天子」と国書を送った昔から、この国は尊皇攘夷と鎖国が国是の国。日本国号・天皇号・元号がすべて、対中華王朝のコンプレックスから始まっていますから。そういう無自覚のナショナリズムは、日清戦争での勝利から日中戦争ではほとんど負けなかったため、今度は中国を見下す形で反転してしまいましたが。これって、暴走すると危険な考え。無自覚故に、暴走すると止まりませんから。保守派ゆえ、これを危惧する者です。

大衆はずいぶんとレベルが上がりましたが、マスコミは相変わらず。双方向性のインターネットはそこを突き崩しましたが。どうもネット右翼と呼ばれるそうは、スマートフォンによるアクセスが簡単になった、中高年がけっこうな割合のようで。ネットで真実に目覚めちゃったとかいう層は、それこそパソコン通信の時代からネットでのコミュニケーションに親しんでたオタク層とは、異なる人達ですしね。なので、大衆蔑視と言われようとも、自分はそういう層を、あまり信用していません。

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