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国民民主党が原発再稼働に言及

◉本来は自民党や公明党の与党から、いや岸田内閣の経済産業大臣や厚生労働大臣から、はっきり言えばリーダーたる岸田総理大臣から提案してしかるべき事案だと思うんですけどね。なんにも動かないことに徹してる風情。本日は気温も下がり、電力事情が逼迫することが予想されていますが。停電ということになれば医療関係者や、自宅で人工呼吸器やその他の医療器具を使っている人にとっては、死活問題ですからね。

【国民・玉木雄一郎代表、東京電力の節電呼び掛けに「批判恐れ誰も電力の安定供給に責任を持とうとしない」原発稼働に私見】中日スポーツ

 東京電力と関連会社の東京電力パワーグリットは20日夜から公式ツイッターなどで、関東地方で真冬並みの寒さが予想される22日以降、同地方の電力需給が厳しい状況になるとして日常生活に支障のない範囲での節電を呼び掛けている。16日に福島県沖で発生したマグニチュード7・4の地震の影響で東北地方の発電所が停止するなど供給力の低下が継続しているという。
 冷たい雨で東京の正午の気温が5度台まで下がった18日に続く呼び掛け。国民民主党の玉木雄一郎代表は20日夜、ツイッターで「当面、国民の皆さんには節電をお願いせざるを得ませんが、本来なら国が責任を持って安全基準を満たした原発は動かすべきなのに、批判を恐れ誰も電力の安定供給に責任を持とうとしない現状こそ危険です」と原発の稼働にも触れ、私見を述べた。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、福島第二原子力発電所ノピラストです。

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■リスクを取らない自民党■

原発再稼働と言っても、ボタンひとつでポンと再稼働というわけにはいきませんからね。臨界に達するまで一定の時間も必要ですし、その前にずっと泊まっていたものを稼働させるにあたっての各部署のチェックだけでも大変。ただ、今年の夏は暑くなる可能性が高いという長期予報。であるならば、もう今の家から議論しておくべきでしょう。と言うか、今から動いても夏には間に合わない可能性が高いようですが。

ロシア軍によるウクライナ侵攻に伴う、石油や天然ガスの供給問題も起きています。元々が、無能な方の菅元総理大臣の強引極まりない独断によって断行されてしまった原発停止ですから。政治家が政治家としての責任を、果たすべきだと思うのですが。どうにも岸田内閣は今夏の参院選を睨んで、ヘタに動いて批判を浴びるよりは、動かないことで失点をなくそうという、消極戦略に見えてしまいます。

■無知のままの反原発派■

反原発派の無知は、東日本大震災から10年以上経てもなお、ほとんど改善されません。そもそも原子力発電いついて真摯に学ぶ気がなく、自分の思い込みを絶対化し、もはや宗教のレベル。あるいは、受け売り金太郎飴で「廃炉までのコストが〜、使用済み核燃料の保管が〜」で思考停止。福島第一原子力発電所の事故は、あくまでも津波による外部電源の喪失が原因で、地震そのものによる事故ではありません。

実際、東日本大震災でも、より震源に近かった女川原発は問題なしでしたし。川内原発とか鹿児島北西地震の連発を喰らってもそれは同じ。にもかかわらず、先日の地震を持ちだして「こんな地震があるのだから原発再稼働は駄目」と、因果関係を無視したことを言う人が多い多い。現在の日本の原子力発電所で、地震による津波で電源喪失をする可能性がある場所が、一体どこにあるのでしょうか? ためにする反対だなと思う所以です。

このノートでもしつこく書いていますが、第4世代の原子炉は安全性も高く、その中でも高温ガス炉は去年、中国の商用実証炉が臨界に達し、アメリカやイギリスは2029年の商用の稼働に向けて動いています。第三世代原子量は安全に留意しながら稼働させ、きっちりと使い切って順次廃炉にして、来るべき第4世代原子炉段階的に切り替えていくのが、天然資源に恵まれない日本という国が取りうる最善策。「たかが電気」なんて、高等遊民の言葉遊びです。

■国民民主党に期待■

政治家というのは確かに人気商売ではありますが、狭く浅く雑な知識で適当なコメントをしていればいいタレントとは、やはり違うわけで。国家百年の計を見据え、Oh my の大衆に粘り強く説明し、時には憎まれ役を買って出る必要もあるわけです。安保法制で安倍晋三総理大臣(当時)は、罵詈雑言を投げつけられ支持率も大きく落としましたが、プーチン大統領の今回の暴挙を見るに、正しかったのは誰か?

未だに国会で安倍マスクがどうのこうのとか、プーチン大統領を説得しに行けとTwitterの床屋政談レベルの話を持ち出す立憲民主党。憲法9条が盾になるなんて言っていません足かせですと言う共産党。第2共産党と化し上野千鶴子御大とスクラムを組む社民党。れいわ新選組と同じように、橋下徹元代表と鈴木宗男議員が親ロシア発言を連発している維新の会も、野党としては大きく信頼を落としてしまいました。

結果的に、政策本位で是々非々の方向性にシフトした国民民主党が、中道左派から中道右派までの最も分厚い有権者の層に、受け入れられやすいと思うのですが。もっともリベラル系マスコミは、そこら辺が不満で国民民主党をあまり紙面に取り上げない抵抗を感じたりもします。今夏の参院選で国民民主党が議席を大きく増やし、野党共闘の政党が地滑り的な大敗をする可能性は、十分にあると思うんですけどね。

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