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朝日新聞の変化?

◉中国の工作員の手法を、朝日新聞が報じています。林彪事件からずっと、中国ベッタリ報道を繰り返してきた朝日新聞も、こういう記事を書くんだ……という驚き。まぁ、国際面ではわりかしまともなんですが。

【元留学生が警視庁に語った、「面識のない女」からの指示】朝日新聞

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)など国内の約200組織がサイバー攻撃を受けた事件で、攻撃に使われたサーバーを偽名で契約したとして警視庁公安部が事情を聴いた中国籍の元留学生が、中国軍関係者から日本製セキュリティーソフトの購入などを指示されていたことがわかった。公安部は、新たな攻撃につなげる目的で軍に近いハッカー集団が入手しようとした疑いがあるとみている。
(中略)
 公安部は、攻撃に使われたサーバーをうその会員情報で契約したとして、30代の中国共産党員の男を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで4月に書類送検した。捜査関係者によると、元留学生の存在は、攻撃に使われた別のサーバーの偽名契約をめぐる捜査で浮上した。

韓国の報道も、牧野愛博記者とかは文在寅政権の痛いところをビシビシ報じて、青瓦台(大統領府)への出入り禁止になるぐらい。さすがに優秀な記者は優秀だと思いますしね。問題は政治面と社会面の記者。

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■とっくに右旋回中の経営陣■

朝日新聞OBで、舌鋒鋭く古巣を批判されていた稲垣武氏は、実売で600万部を割ったら、右旋回すると予言されていましたが。現在の部数は、公称部数でさえ504.8万部。押し紙が32%と言われますから、実売ではとっくに400万部を切っていそうです。実際、植村隆記者が退職した途端、慰安婦問題の記事の誤りを認めましたし。あの頃から経営陣はとっくに、明確に、右旋回中です。

実際、鮫島浩記者はようやく自主退職に追い込み、三浦記者は福島から異動に。100人の希望退職を募っていますが、時既に遅し。このペースだと実売300万部割れは数年の内でしょうし、下手すれば5年ぐらいのスパンで200万部割れも有り得るでしょう。そうなると全国紙からの撤退、ブロック紙への転落も見えてきますかね。100万部ぐらいまでは、意地を張るでしょうけれど。

■風見鶏の右旋回の危険性■

新聞というメディア自体が、もう黄昏の時代に突入しています。でも、ウェブ移行は上手く行ってるとはいいがたいですし、朝日新聞の収入の大部分を占める広告収入を、代替できるレベルではないでしょうし。記事の内容で勝負するにも、政治面や社会面は、イデオロギーが前面に立つ記者が多い───というか、論説委員や編集委員にも、昭和の残滓が溜まりに溜まっていますから。

むしろ、戦前から一貫して風見鶏であった朝日新聞が右旋回を始めたら、極端な右に動きそうな気がします。もし、台湾有事を切っ掛けに、日米台が直接間接に戦争となったら、部数回復の好機とばかりに、戦前のように戦争賛美・政府賛美に走りかねない。そういう危うさを、一番自覚していないのが、朝日新聞なんですが。もう、旧メディアとしての生き残り戦術は、経営陣にもなさそうですが。

■下げ止めるのはどこか?■

外国なら法律で規制されるクロスオーナーシップが、このまま放置されるか解消されるか、微妙ですが。無理に解消に動かなくても、自滅する可能性がありそうですが。新聞・テレビ・ラジオの旧メディアは、ウェブの方に移行しても、あまり収益に繋がっていないですし。ハフィントンポストなどは、原稿料無しで収益を出そうとしていますが。そういう方法論では難しいでしょうし。

もちろん、新聞もテレビもまだまだ、影響力はありますが。下げ止まるとしたら、テレビはこの半数の若者が主流になったときでしょう。そういう意味では、ラジオに一足先に来た視聴者の高齢化と減少が、テレビにも来る。新聞は、朝日新聞が100万部で下げどめるか50万部で下げどめるか、解りませんが。全盛期の10分の1と言うことで、90万部弱が妥当なラインのような。というか、そこまで覚悟して今から手を打つべきでしょう。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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