歌舞伎町の荒廃と支援団体の無力
◉歌舞伎町やトー横キッズの問題が、ようやくマスコミの報道も増え始めましたが。先日は、男性の飛び降り自殺の動画も出回って、東京と最大の歓楽街が、カオスなことになっています。もともと、自分が上京した80年代末から、危険な場所という印象で、堅気は近づかない方が良い場所、という印象でしたが。未成年や若者が集まるってのは、ちょっと違うんですよね。若者の街は渋谷や原宿であって、新宿も人気でしたが、それは歌舞伎町ではなく。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、夜の歌舞伎町です。
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歌舞伎町に詳しいジャーナリストの渋井哲也さんの「トー横についてはこども家庭庁や東京都が対策をとろうとしているけれど、支援団体を経由して助成金を与えるだけなので、本質的な状況は変わらない」って、要するに一般社団法人Colaboの活動などは、なんの役にも立っていない、ってことですか? というか、コンドームや化粧品を配る行為が、むしろ未成年を呼び寄せていないんですかね?
百歩譲っても、成果が出ていない事業に、助成金を出すのは辞めた方がいいです。納税者として、東京都には強く言いたいですね。というか、暇空茜氏が一般社団法人Colaboの活動内容に疑義を呈し、住民監査請求で実際に不当とされ。現在はさらに住民訴訟へ。それに併せて、WBPCグループと呼ばれる横の繋がりが強い団体の、デタラメ(に見える)活動内容に、批判が湧き上がっています。活動目標と結果と領収書が出せない団体は、助成金打ち切りの方向で。
暇空茜氏らの活動の成果は、こちらのnoteが的確にまとめてくれています。
渋井哲也さんの「歌舞伎町はよくも悪くもヤクザが一定の治安を維持していました。'12年に施行された暴対法の関係からヤクザが排除されていき、統制がとれなくなっていった」も、なんとも言えない話ですね。暴対法でヤクザを統制したら、統制できない半グレやらメチャクチャやる個人が暴走して、かえって酷くなったと。反社会的勢力が必要悪という気はないですが、コレはコレで社会の裏の事情が見えます。原田実先生の、こんな指摘もタイムラインに流れてきました。
まぁ、それはそうなんですが。でも、そういう人間をどう更生させるか、しかないんですよね政府としては。必要悪だからお目こぼし、とはなりません。講釈の次郎長三国志でお馴染みの黒駒の勝蔵は、ヤクザから上手く官軍に潜り込みましたが、赤報隊はエセ官軍とされ、最後は斬首に。でも、ライバルの清水の次郎長は、山岡鉄舟との出会いで、元幕臣の開拓地入植に尽力し、清水港の発展に尽くし、社会事業者として天寿を全うしています。けっきょく、そういう方向を目指すしかない。
WBPC問題が表に出て、自分はその呉越同舟ぶりというか、右も左も反社もエセ同和も在日も宗教団体も、ごった煮で寄り集まっていることでした。シノギが削られ、そうやって減った食い扶持を埋めようとしたら、福祉系に集まったと言うことでしょう。もともと、それは自民党や天下り官僚の、シノギでもあったのですが。黙って裏で回してたのに、そこに活動家界隈が入り込んで、悪目立ちした結果、公金チューチューがバレたとしたら、これまた皮肉ですね。真相は分かりませんが。
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