ウクライナがロシア軍揚陸艦を破壊
◉ロシアの大型揚陸艦オルスクが、ウクライナ南東部に位置するザポリージャ州のベルジャーンシク港に入港して、駐留していたウクライナ軍は戦わずに降伏したと、ロシア側が喧伝していたのですが。なんと、その揚陸艇が弾道ミサイルで攻撃されて、一艇は大破しもう一艇も浸水しているようです。なんかもう、戦車部隊の指揮官の大佐が部下に轢かれて両脚に大怪我を負ったとか、末期的な情報が出てきていますね。話半分としても、これはヤバそう。
【【速報】ウクライナ ロシア軍の揚陸艦を破壊 二次的な爆発で大火災か】テレ朝ニュース
ウクライナの国防省は南東部のベルジャンシクの港でウクライナ海軍がロシア軍の揚陸艦を破壊したと明らかにしました。
CNNは映像を見る限り、二次的な爆発が起き、大きな火災が発生しているように見えると報じています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、艦艇の写真でシルエットというのが良いですね。
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こちらのツイートの映像が、2日前の情報なんですが……。なんかもう、いったん敗走したように見せかけて敵を自陣深く引き入れ、伏兵で襲う古典的な戦法に、まんまと引っかかったような。戦国時代の島津家の釣り野伏せと呼ばれる戦法や、モンゴル帝国が得意とした戦法ですが。こうやってプロパガンダに使っただけに、ダメージもでかいというか。これでウクライナ軍の士気は上がり、ロシア軍はだだ下がりでしょう。なんかもう、ロシアがインパール作戦の牟田口廉也中将のような状態に。
ロシア軍は、損耗も激しいようで。なにかの本で読んだ曖昧な記憶ですが、30%の損耗率って、ほぼ負け戦の数字らしいですが。まだ4週間で19万人の軍隊の4万人が死傷・行方不明で20%オーバーって、かなりの数字ですね。そりゃあ極東の軍を動かしてでも、カバーしないとってことになりますね。その意味で、この揚陸艦の到着はプーチン大統領のプロパガンダの目的とは逆に、苦しい事情を伺わせたわけで。そのうえで、爆破炎上してちゃ、ダメージも2倍です。
新聞やテレビやラジオが積極的に報じないことが、こうやってリアルタイムでどんどん流れてくるSNSの時代の凄み。もちろん、そこにはフェイクニュースやプロパガンダもあるでしょうから、そこは気をつけたいです。ただ、一方通行の旧メディアに比較して、双方向性のあるSNSはそういう怪しい情報には、即座に疑義が呈されますから。旧メディアはフェイクニュースを流してお、しらばっくれますから。さらに、こういう情報も出てきています。
今回の弾道ミサイル、もちろんロシアの間抜けさを際立たせる形で報道されていますが。たぶん、NATOとかから情報の提供はあるでしょうし。全面戦争を避けるため、消極姿勢のフリのバイデン政権とアメリカ合衆国ですが、コチラも裏では情報を廻しているでしょう。どうも、ロシアの戦車部隊もジャベリンの攻撃でかなり苦戦を強いられているようですし。イギリスはさらなるミサイル提供を申し出ていますから、戦況はウクライナ有利に動くかも、です。
ウクライナは、この戦争に勝たなくても良い。負けなければいいのですから。ロシアの政治的目的を挫く、それは東部のロシア軍を追い出せればいい。問題は、追い詰められたロシア軍とプーチン大統領が、化学兵器や戦術核など、禁断の兵器に手を出さないか。もしそうなったら、特攻隊に踏み切った日本軍と同じで、一時的な成果は得ても、ロシア軍はクレイジーだというコンセンサスができる可能性が高いのですが。そこが心配です。推移を見守りましょう。
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