別冊!ニューソク通信【近藤大介 独占インタビュー】中国政府が発表した十段線の意味!台湾国防の守護神が語る、台湾有事の次に迫る日本の危機とは?

中国関係の情報で、個人的に毎回楽しみにしている近藤大介さんの『別冊!ニューソク通信』の動画です。

ややゆるい感じの口調と、中国語に堪能で、中国の情報にも精通しているのですが、語り口も柔らかく。聞いてて、楽しい方です。

さて台湾では、徴兵期間を4ヶ月から12ヶ月に延長という案に、国民の70%が賛成とか、日本のマスコミは報じないですね。報じても、「軍靴の響きが~」と幻聴が聞こえる人たちの文脈に落とし込まれがちですが。

現代の軍隊は、高度に専門化しており、また機械化されていますから、素人の雑兵を集めても教育に時間と手間と資金ががかかるだけで、無意味になりつつあります。そこらへんのアンちゃんを徴兵しても、艦艇や対潜哨戒機で使えるようになるまで、どれぐらいかかるんだって話ですから。

ただ、国民の国防意識が高いと、そこがプラスに働くというのは、ウクライナの志願兵と徴兵の奮戦にも現れています。同時に、ロシアの徴兵と傭兵の問題も可視化されたので、戦争=徴兵という安易な考えは釘を差しつつ。

台湾の意識の変化は、麻生副総裁の訪台で、覚悟を問う部分が、切迫感をもたせた部分もあるのかもしれません。次期総統候補は、ゼレンスキー大統領のように徹底抗戦の意志を表明して国民を鼓舞できるか? そこが問われています。

言っておきますが、自分は戦争はないほうが良いと思います。孫子の『百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり』は真理だと思っていますので。ただ、外交でなんとかしろとか、そんな一段構えは現実的ではないので、二段構えや三段構えは当然必要。

台湾有事は、人民解放軍による海上封鎖は必須ですから、台湾周辺に機雷を撒かれては日本のシーレーンの太い部分がストップしますから。台湾有事は日本有事。権威主義国家に妥協せず、削っていくことが大事かと。

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