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福岡ソフトバンクホークス2021年シーズン開幕戦勝利

◉143分の1とはよく言われますが。それは負けたときの言い訳。やはり開幕戦、オープニングゲームは特別な試合ですから。これから始まる長い長いシーズンの、起点。やっぱりうれしいです。苦手の千葉ロッテマリーンズ、先発は苦手の二木投手、千賀投手も東浜投手も出遅れ、主砲の柳田選手は脚に不安を抱え……と、不安だらけの開幕戦でしたが、投打が噛み合っての快勝と言えます。

【強い…ソフトバンク開幕戦5連勝 球団41年ぶり猛攻で難敵ロッテに大勝】西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク8-2ロッテ(26日、ペイペイドーム)
 ソフトバンクがチーム4本塁打で快勝。開幕戦は2017年から5連勝となった。

 初回に今宮の2ランで先制。3回に周東がソロ、6回に柳田が2ランを放ち、苦手にしていたロッテ先発の二木をこの回途中で降板に追い込んだ。

まず、先発の石川投手が7回1失点で育成出身初の開幕白星。開幕投手は何回も経験した山田久志さんや村田兆治さんといった歴戦の猛者も、興奮と不安で眠れないと語っておられましたね。いわんや、初の大舞台。個人的には、経験を買って和田毅投手もありと思っていたんですが。そこは工藤公康監督も経験や立場が人を作ると、よくわかっての抜擢でしょう。チャンスなくして飛躍も無し。

打撃陣は、今宮2ラン・周東ソロ・柳田2ラン・甲斐ソロと、攻守の要である選手が4本塁打と、嬉しい結果です。でも、未来の四番候補である栗原選手が2安打と、こちらも大きいですね。彼はカープ前田選手と同じで、本塁打は少なくとも勝負強さで存在感を発揮するタイプ。オープン戦は今ひとつでしたが、開幕戦で結果を出したのは最高です。そういう意味では、とても充実した開幕戦でした。

もちろん、これから長いシーズン、浮き沈みも予想外の転機もあるでしょう。選手のケガや故障、思わぬ伏兵の活躍。でも、それだから野球は……スポーツは面白いんですよね。「野球は筋書きのないドラマである」は、名将・三原脩監督の言葉ですが。日本にプロ野球というスポーツが存在する限り、残る言葉です。ドラマには傑作名作もあれば、駄作問題作もあります。今年はどんなドラマを見せてくれるでしょう。

開演時間です。

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