見出し画像

2744キロの巨大マンボウ

◉正確にはウシマンボウ、だそうで。今までマンボウでくくられていましたが、近年はウシマンボウとヤリマンボウに、分類し直したようで。属自体が異なっているようですね。といっても見た目はソックリですが。ヤリマンボウは発見例が少なく、飼育も難しいようで。ウシマンボウは、ここまで巨体になる。硬骨魚としては、世界最大の個体ですね。大きさだけなら、チョウザメとか7メートルに達する個体もいるのですが、この重さは群を抜いていますね。

【体重3トンの巨大マンボウ発見、世界最大の記録抜く】CNNニュース

(CNN) 大西洋の中部にあるポルトガル領のアゾレス諸島近海で、体重2744キロの巨大なウシマンボウが見つかった。硬骨魚の体重としては、これまで発見された中で世界最大と思われる。
巨大マンボウは昨年12月、アゾレス諸島のファイアル島近くで死んで浮いているのが見つかり、このほどポルトガルの研究機関やアゾレス大学の研究チームが魚類生物学誌に論文を発表した。
(中略)
これまで世界最大の硬骨魚とされていたのは、千葉県鴨川市沖で1996年に捕獲されたメスのウシマンボウで、体重は2300キロ。今回見つかったマンボウはそれより400キロ以上重かった。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35194820.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、マンボウの群れのイラストです。水彩で、幻想的ですね。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

Wikipedia先生によれば、オオチョウザメは体長8.6メートル体重2700キロという個体も記録にあるようですが、正確な記録ではないようで。記録的には1827年にボルガ川河口で捕獲された体長7.2メートル体重1476キロが最大のようです。軟骨魚では、ジンベイザメが体長20メートル体重20トンぐらいが最大だろうとされますね(記録的には18.8メートルが最高)。軟骨魚はサメの仲間が、ウバザメとかメガマウスとか、巨大種が多いですからね。最大の面積は、以前に紹介した淡水エイが最大のようですが。

マンボウ。子供の頃にテレビではじめて見て、びっくりしましたね。体の半分でちぎれたような体型で、巨体。上下に突き出した背ビレと言うか尾ビレ? しかもヒレは小さく、泳ぎは緩慢。フグの仲間と言われて2度ビックリ、卵を3億個産むと言われて3度ビックリ。もっとも卵は、一度に産むのではないようですね。体内にある卵の数が、それぐらいということで。大橋巨泉さんが言っていましたが、刺し身にすると美味しいんだそうですが、時間が経つとゼリー状になるので、海の近くでないとめったに食えないとか。フグの仲間ですからね。美味しくて当然かもです。この個体は流石に、大味っぽいですが。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ