朝日新聞の混迷
◉朝日新聞の迷走が、続いていますね。貧すれば鈍する、部数がどんどん落ちて、社会的な影響力はどんどん落ちています。大幅な 賃金カットで、労働組合の副組合長は自殺。エキストラを進めても、辞めてほしくない人材はさっさと辞めて、止めて欲しい人材は閑職に回してもなかなか離職せず。デイリー新潮も、かつてのクオリティペーパーとか、チクチクと皮肉をぶつけていますが。朝日新聞のせいばかりでもないんですよね。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、朝日新聞の本社ビルです。
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■右旋回したい上層部?■
朝日新聞OBで、内部から社内の構造を批判した稲垣武氏は生前、実売で400万部を割ったら右旋回すると、予言されていましたが。実際、その辺りで植村隆氏が自主代謝した途端、慰安婦問題の記事の訂正をするなど、経営陣は方向性を変えたいようなのですが……。現場の部長やデスクレベルで、まだ旧来の朝日新聞的な体質が、イロイロと残っているようで、ちぐはぐな行動が目立ちます。
特に、一般社団法人Colabo界隈に、一部の記者が食い込まれているのは問題ですね。仁藤夢乃Colabo代表は、笹川良一勝共連合名誉会長が創立した日本財団から助成金500万円を受け、日本財団ジャーナルに登場するなど強いつながりがある人物です。思想的なバックボーンは阿蘇敏文牧師で、キリスト教婦人矯風会の影響が強く、それゆえマスコミの露出は季刊現代警察という、警察官僚OBの雑誌ですし。朝日新聞とは本来、相容れない思想的ポジションです。
■朝日新聞内部も十人十色■
朝日新聞と言っても、優秀な記者は優秀なので。あまり 雑に一括りするのはよくないのですが。例えば、韓国情報は朝日新聞外交専門記者で広島大学客員教授の牧野愛博氏とか、文在寅政権に睨まれるほど、ディープな情報をものにしていましたから。『プロメテウスの罠』の鮫島浩記者とか、その周辺の記者に思想的に偏った人物が集まっていたのでしょうけれど。こういう気骨のある記者もまだいるようです。
まぁ、木原誠二内閣官房副長官に対する、でたらめな記者会見だと、言及できないのはまだまだ甘いですが。実際は、今回の記者会見の発端に朝日新聞OBの佐藤章氏がいるのですから、言葉を濁してしまうのも仕方がないのかもしれません。佐藤章氏は、Twitter上では頓珍漢なツイートで度々突っ込まれている、有名なアカウントなんですが。
なるほど。
■朝日新聞OBが火付け役?■
佐藤章氏は、動画でかなり執拗に、木原誠司官房副長官について 追求していますが。
現実的には、今回の記者会見は、SinHori弁護士にも、ツッコミを入れられるような、酷い内容です。
そりゃそうでしょう。こちらのツイートが要点をまとめていて的確です。
主要部分を書き出しますね。何と言うか、呆れるしかない内容ですが。
ここまで見事に冤罪を産む構造を、記者会見で語っていいのかと、呆れてしまいました。袴田事件が取り沙汰されている、このタイミングで。おそらく、佐藤章氏にそれほどの取材力はなく、与党内部のアンチ岸田派からのリーク情報を元にしているのではないかと、個人的には邪推するような内容です。同じく取材力を疑われる、望月衣塑子東京新聞記者はこの件を嬉々として ツイートしていますが。コミュニティノート砲をまた食らっています。
昨年の、一般社団法人Colaboの大弁護団による議員会館での記者会見の時点ですでに、数を頼んで力押しする 昭和の手法は通用しなくなっている──という現実に、まだ気づいていないようですね。もちろん、佐藤佐藤章氏や文春側に、まだ隠し玉があるのかもしれませんが。少なくとも現時点では、難癖以上のものには思えません。モリカケ騒動の再現を狙っているのだとしたら、朝日新聞OBと文春のタッグは、迷走して尻切れトンボになる気がします。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ